56話.同期 ページ6
萩原side
「ン……あぁ”」
朝
ズキズキと痛む頭を抑えて
起き上がろうとした。
「え?」
目の前には秋月ちゃんが寝ていて
俺は慌てると
どうやら俺が彼女の足を自分の足に
絡ませていたらしい。
「あ〜……
全く記憶がない」
本当に非番でよかった…
それよりも
普段の彼女よりも少し小さく感じる。
「……秋月ちゃん
秋ちゃん
A…」
最後呼んだ彼女の呼び捨てに俺は
頬を赤く染めてしまい
深呼吸をする。
こんなに名前を呼んだだけで
胸を苦しめられるのは
彼女が初めてだ。
「今からでも遅くないよね…」
だから
「俺だけ見てて?」
今は夢の中にある彼女に
聴こえないよう
そっと呟いた。
「…さてと」
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宵月葵(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます!更新楽しみにしてください! (2020年3月23日 17時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白いです!!更新楽しみにしてます♪ (2020年3月23日 0時) (レス) id: 1e13ba2df3 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - 黒月さん» 応援ありがとうございます!続編も頑張りますね!(ノ`・∀・)ノ (2020年3月22日 19時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
黒月 - すっげー面白いです!続編頑張ってください!( /'∀ ')/ガンバレー (2020年3月22日 18時) (レス) id: ac393affed (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - 勉強?なにそれおいしいの?さん» ありがとうございます!頑張りますね! (2020年3月10日 5時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵月葵 x他1人 | 作成日時:2020年3月5日 16時