その景色まであと_____メーター【歌い手】

八話だったりする ページ9

「えっと………………？」








志麻「……………」









坂田「ほら！！まーしぃ！！良かったやろ！！！！」









志麻「いや、何が！！良かったやろ〜！や！！誰が誕生日プレゼントにたろさん連れてこいって言ったよ！！！！！あ、たろさんその違うんですその会いたくないとかそういう訳じゃなくてですね…あの…むしろ俺ずっと憧れであのさっきのキャスも聞いてて…いやそんなことが言いたいんじゃなくて…」









「お、落ち着け落ち着け」









トイレから戻った俺を待ち受けていたのはイケメンと坂田。やっぱりこのイケメンがまーしぃさんだった。



ここまではわかる







それで自己紹介をした、ら








志麻「………え？？」









志麻さんの様子がおかしくなり冒頭に戻る、というわけだ。









坂田「いや〜！大成功やったな！！」









1人満足そうな坂田を見ると大方志麻さんには俺がいること秘密にしてたんだろう。








「坂田お前志麻さんへの誕生日プレゼントもっとちゃんとしたやつにしてあげろよ…俺に会ったところで…って話だぞ…」









坂田「いや、ちゃうねん！！！！まーしぃなめちゃくちゃたろっとの一員なんやって！たろガチ勢なんやって！！たろがボカロあげたら俺たちに絶対布教してくるしたろの歌ってみた死ぬほど聞いてるし、たろのライブがあればなあ…復活……しないかなあ…って夏ツのときめちゃくちゃ言ってたんやって！！」









「まじで…？こんなイケメンが俺のファンなの？？まじで？？」









志麻「お、推しにイケメンって言われた……？？いや、あの本当に…最高の誕生日プレゼントすぎて…坂田…お前ありがとうな……推しと繋がれるなんて……夢か？？」









「と、とりあえず志麻さんもご飯…食べよう。もともとご飯食べにきたんだよね？」









坂田「そうやで食べよ食べよ！！あ、たろ俺にアイス頼んで」









志麻「あ、俺頼むわ」









「ありがとうございます」








志麻「は、はい！！」









……こんな調子で大丈夫なのだろうか…

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