40 もちみたい ページ40
藤「ストーカーちゃん、メロンパン好き？」
「まぁ、好き、、ですかね」
藤「なら、あげるわ。帰りにでも食べ」
「え、、あり、がと？」
お弁当が食べ終わる頃に、流星さんは私にメロンパンをくれた。
と言うか、、
「あの、流星さん、私、ストーカーちゃいます」
藤「ふーん。で？」
「その呼び方はちょっと」
藤「んなら、そっちも他人行儀みたいに敬語も、さん付けもやめてくれへん？」
「流星くん」
藤「うん」
微妙に
「私、メロンパン、それほど好きちゃいます！」
何故か、苦手やと思った。
初めましてなのに、色々と馴れ馴れしい。
＿流星はこういう感じの子好きやと思うで？
望に勘違いされとった。
だからなのか、余計に流星くんには抵抗してしまう。
望は、私がどんだけ近くにいても、私の好きには気づかれへん。
なのに、
藤「健気にも程があるで。同情する」
流星くんは耳元でそう囁いた。
藤「えぇ、貰ってや。仲良くなるにはこういう、ささいなきっかけが必要やろ？」
突き返したメロンパンをもう一度返される。
藤「俺、結構、Aちゃんのこと気にった」
「はい？」
藤「ふふ、可愛ええ」
ぼーぜんとする私の頬を優しく指で挟み、流星くんは片方の口角をあげた。
藤「モチみたいやな」
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のんれもん(プロフ) - はるかさん» はるかさん、初めまして！コメント有難うございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。頑張りますので今後もよろしくお願いします (2019年3月31日 8時) (
レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - のんれもんさんはじめまして！最近読み始めたのですが毎回にやけながら読ませて頂いております(笑)久しぶりにこんなに面白いお話を読みました！これからも無理のない程度に更新頑張ってください！ (2019年3月29日 22時) (レス) id: 8eb87ddb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2019年3月28日 1時
