34 気のせい K.N ページ34
【小瀧望】
Aは俺の足の間のスペース、ベッドに顔を押し当てた。
そこまで、泣くものなのか
小「おい、、、A。悪かったって」
正直、何に謝ってるかわからなくなった。
肩で息をするAの背中をぎこちなく、あやすようにたたく。
子どもを寝かしつけるようで
「の、ぞむ、、、」
小「ん？」
「うぅ、、、」
この後も何度か俺の名前を呼んでいた。
Aの背中は小さいのにちゃんと熱を持っていて
この時ばかりは緊張した。
小「A、、」
規則正しく息をするAは、泣き疲れて眠ってしまったから
ゆっくりと、最大限に気を遣い、Aを持ち上げてベッドに寝かせる。
小「ふはぁー、、、なにしてんやろ」
本当は今に始まったことやない、、、
夏祭りの時やって、あのままイチと楽しめばいいものの、Aの無理した笑顔が気になって、
そんな顔させた原因がわからなくて、イラついて
Aはアホやし、友達やって俺しかおらんかったのに
楽しそうにするのも俺の前だけやったのに
大切に隠してたもんが、皆にも知られてしまってるようで、、、
そう感じてしまう自分がわからなくて
イラついてまう。
「望、、」
寝言でも俺を呼ぶAは余計にわからなくさせる。
小「別に、、変な意味はないんやからな」
少しの間だけ、Aの手を握った。
やっぱり、前までなんとも思わんかったのに
小「気のせいやから。」
言い聞かせながらも
指を絡めてしまっていた。
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のんれもん(プロフ) - はるかさん» はるかさん、初めまして！コメント有難うございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。頑張りますので今後もよろしくお願いします (2019年3月31日 8時) (
レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - のんれもんさんはじめまして！最近読み始めたのですが毎回にやけながら読ませて頂いております(笑)久しぶりにこんなに面白いお話を読みました！これからも無理のない程度に更新頑張ってください！ (2019年3月29日 22時) (レス) id: 8eb87ddb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2019年3月28日 1時
