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血も涙もない ページ2

お昼は決まって、、






小「はい、弁当代」

「130、、、私の弁当はこの価値なんか」

小「いつもより30円多いやろが」







私のお弁当と引き換えに小銭を渡してくる。



買えてもジュースくらいだ。








3階の教室から1階の自販機までゆっくり降りていき、

100円で売っている紙パックのりんごジュースを選んで買う





ー「あれ?望のストーカーちゃん?」

「はぁ、ちゃいま、、、す」








後ろから声がして、振り向けば望と遊んでるところを何度も遭遇した先輩、、、








「は、はぁー、、はっ、濱田先輩」


濱「おお、覚えとったん?」


「はい、先輩は私の名前覚えてないんですね」


濱「ははっ、ごめんなぁ、望がいっつもストーカー言うから、そっちのが頭に染み付いてしもうて」








あいつ、、、ストーカー呼びしてる犯人やったんか。








濱「それ、いつも買っとるね。好きなん?」


「へ?、、、なんで、それを」


濱「よく見るから」


「まさか、ストーカーですか?」


濱「ちゃうちゃう!!」


「そーですか。それじゃ」








軽く頭を下げて足早に教室に戻る。



戻った時にはいつも、望はいない。








「美味しいとか、お礼くらい言ってくれてもええのに」






帰ってきても無言で空になったお弁当箱を渡すだけ。

隣の席なのに、血も涙もないやつや。

お昼の友→←俺の足=私



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のんれもん(プロフ) - はるかさん» はるかさん、初めまして!コメント有難うございます!そう言って頂けてとても嬉しいです。頑張りますので今後もよろしくお願いします (2019年3月31日 8時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - のんれもんさんはじめまして!最近読み始めたのですが毎回にやけながら読ませて頂いております(笑)久しぶりにこんなに面白いお話を読みました!これからも無理のない程度に更新頑張ってください! (2019年3月29日 22時) (レス) id: 8eb87ddb76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2019年3月28日 1時

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