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「しげ、、おか?」


重「はぁ、ほんっまに。」









凄く苦しかった。


潰れるんやないかなって









神「A!」









重岡の肩から見えた神ちゃんと咲に

助けてと手を伸ばしてみるも、上手くいかない。









「さっ、、き」

吉「しげーーーー!!!」









咲の叫び声で重岡はパッと私を離した









重「あっ、あっ、ぁあー!!」









驚いた顔をして、私と、咲達を交互に何度も見る。









神「シゲ、なに!してんっ」

重「いやぁー」

神「もう、終わりやな」









重岡はその場にしゃがんだ。

頭を抱えて









吉「A、シゲに襲われたんか」



「え、ちゃっちゃうよ。重岡は助けてくれたというか」



吉「はっ。呆れた。Aのこと泣かしといて、次はいい人ぶるとか。」









私の傍に駆け寄った咲に重岡は、不貞腐れたように見上げた。









重「俺が原因で泣いたん?」









重岡はそう、私に上目遣いで

落ち着いた声で聞く









「え?んなわけ」


神「もう、お前ら2人には付き合いきれんわ。」









神ちゃんは、しゃがむ重岡の肩に手を重く置いた。









神「シゲ、ちゃんと自分から言っとき。咲、俺らは戻ろ」


吉「は?なんでや」


神「まぁまぁ」









神ちゃんが咲を引っ張りながら連れ出すと

重岡は、立ち上がり、私の前で黙り込んだ






そして、ゴクンと喉を鳴らし




少し沈黙すると







真っ直ぐ目を合わせられ









重「俺、Aが好きです。」

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のんれもん(プロフ) - いむさん» いむさん、コメントありがとうございます。私自身、恋焦がれるストーリーが好みなので、そういっていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます (2020年4月17日 15時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
いむ(プロフ) - お話、すごく面白かったです。相手が何を考えているのか読めない展開。切ない場面がたくさんあって胸が苦しくなりましたが、その切なさがまた好きなのでドキドキしながら読み進めました。のんれもんさんの作品大好きです! (2020年4月17日 0時) (レス) id: 0bff5eea3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2019年4月16日 19時

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