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_好き故に胸騒ぎ ページ8

*
【Sigeoka said】







無事、お化け屋敷に決まり、

直ぐに学校七不思議にかけたお化け屋敷にしようとテーマまでも決まった。









イチ「じゃあ、各係決めるから、どれがええか考えてね」









イチが指揮をとり、小瀧が黒板に係を書いていき、席でAが紙に書き写す。


俺はイチの横に立っとるだけ。


たまに口挟んだり、前に美咲ちゃんから言われたおちゃらけをしとる。









小「なぁ、お化け役って交代なん?」





イチ「せやけど」





小「皆でやんの?」





イチ「その方が平等やろ?文化祭回れる時間できるし」





小「あぁ、なるほど」









小瀧とイチの関係性は難しく考えたないけど

イチが異様に意識しとる態度をとる。



小瀧は相変わらず冷めとるんやけどな









重「ぅしっ、もう何やりたいか聞こうや」




イチ「うん」









装飾係、衣装係、配置(屋敷の壁等)係、会計係と割り振られ

そして買い出し係は書記含めた学級委員4人と吉田になった。









イチ「買い出しは基本、会計係の吉田くん含めた5人で。随時必要な物あったらシゲにメールしといて」






重「はぁ?!俺、管理せなあかんの?」






イチ「暇やろ。」






重「暇ちゃうわ」






イチ「副委員長なんやから、そんくらいやりや。

じゃあ、放課後とか空き時間使って準備してこう!はい、話し合い終了」









イチが教室を出ると丁度よく終了のチャイムが鳴った。

そして、文化祭の準備を話し始める人達が何人かグループを作っていた。









小「 小泉さん、黒板写し終わってる?」








黒板消し片手に小瀧が席に座るAに向けて声を張った。









「うん。大丈夫!」



小「りょーかい」









席に戻る時に見えた

小瀧に笑顔で答えるA。








ものすごく胸騒ぎがした。

__たったそれだけの事なのに







好きな子が友達に綺麗な笑顔を向けるから

何となく感じてしまった

_休日関係地→←_壁を挟むふたり



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のんれもん(プロフ) - きいさん» コメントありがとうごさまいます。そう言って貰えて、すごく嬉しいです(^_^) (2021年8月30日 16時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - 移行おめでとうございます!少しずつ変わっていく展開にドキドキしながら読ませていただいてます!続き楽しみにしていますね:) (2021年8月29日 20時) (レス) id: 2e8047eb29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2021年8月29日 20時

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