_無関心な君は ページ25
*【Nozomu said】
交代の時間で教室に向かえば、小さな待機スペースに正座するAがいた。
三つ編みの片方が崩れていて、俺が来たのに気づいてスペースを空けるように更に端に寄った。
小「髪、どうしたん?」
「あぁ、ゴムが切れちゃって。今、美咲に直してもらう所なの」
小「ふーん。……あんさ、さっき川越達の教室のやつさ、、みた?」
「ん?___……あっ、」
Aは楽しそうに笑って
「川越くんの手品でしょ!見たかったなぁあ。」
的外れなこと言って
わざとなのか、本気なのか
小「目、合ったやん」
「め?」
小「みk…、女子が俺に」
ガラッと、簡単に仕切り用に設置したカーテンを開けて同じスペースに入ってきた美咲ちゃんのおかげで、
俺の話しは途切れた。
美咲「あ。小瀧くんもおったんや」
小「おう」
美咲「A、三つ編みしちゃおか」
「お願いします」
美咲ちゃんは器用に彼女の髪を結う。
お化けなのに、可愛らしくする。
脅かすだけやけど、可愛くする。
怖くなきゃやけど、可愛ええ。
美咲「A、今日、家遊び行ってええ?」
「へ?……いいけど。でも」
美咲「ひとりやろ?後夜祭の後に寄るな」
「それなら、大丈夫」
美咲ちゃんが待機スペースを出て、また2人きりになる。
変に緊張しだして、変に視線が泳ぐ。
「小瀧くん」
小「ん?」
「ごめん」
小「なに。急に」
「ううん。何でもない」
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のんれもん(プロフ) - きいさん» コメントありがとうごさまいます。そう言って貰えて、すごく嬉しいです(^_^) (2021年8月30日 16時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - 移行おめでとうございます!少しずつ変わっていく展開にドキドキしながら読ませていただいてます!続き楽しみにしていますね:) (2021年8月29日 20時) (レス) id: 2e8047eb29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんれもん | 作成日時:2021年8月29日 20時