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_nozomu said







案の定、流星が店にいて、案内された席に座ると、




あの女が水を運んできた。







桜「クラスでも思っとたんやけど!流星くんと仲ええんやね」








南の言葉に彼女は何度か瞬きをして首を横に振るも否定はしなくて









「そんなに。でも、バイト紹介してくれたのが流星くんで」


桜「ふーん、付き合ってるわけちゃうのかぁ」


「そ、そんな!私が流星くんとなんて。」









その否定の仕方はなぁ



シゲは、彼女を見るが、この女は南しか見いひん。









小「あんたさ、お喋りしてる暇あんの?」


「ぇ、あ!すみません。失礼します」








去る時に一瞬だけ、あの女はシゲを見た。






小「わかりやす」


桜「ねぇ、望。」


小「ん?」


桜「ほんまに、流星くんと小谷さんって」


小「さぁ。流星はあの女のこと気にってるみたいやけど」









南は、ニヤけて、あの女が運んできた水を飲む。


多分、南はあの女が苦手なんやろな。





あーやって、遠慮して、顔には出やすいのに言葉では否定して

南はハッキリ物を言うタイプやから、余計。









あの女、発言とかする前に自問しそうやもん。

これはちゃうやろ、あーなんちゃうか?って








桜「小谷さんさ、私の事助けてくれたんよね」



小「へぇ、まぁ、あの女、お人好しって感じするわ」



桜「でも、ほら言ったやろ?女子トイレでリンチに合ったって」









南はシゲに連れ出されたはずなのに

あの女も関係してるんか









桜「あの時、小谷さんが言った言葉今だに覚えてる」



_こ、小瀧くんも、好きな人くらい普通にいるよ!たまたま、、、幸運にも?桜田さんってだけで









桜「すっごい震えててさ。興奮せんといてーとか言っておきながら、自分はめっちゃ冷や汗かいてんの」









南はテーブルに頬杖をついて、ふふっと笑った。









桜「偽善者みたいよな」









俺は、あの女の事を多少は知ってるつもり。

確かに偽善者みたいやけど、あの女が誰かのことをこんな風に言うことは聞いた事がない。



むしろ、あの女の方が、この時はマトモに思えた。

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のんれもん(プロフ) - かみめぐさん» コメントありがとうございます!無事完結致しましたので、是非読んでください (2019年4月17日 20時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
かみめぐ(プロフ) - めっちゃおもしろくてダイスキです!更新頑張ってください! (2019年4月17日 17時) (レス) id: 6488ed806b (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - 神ジャス民緑さん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2019年4月14日 9時) (レス) id: 0559f21e3b (このIDを非表示/違反報告)
神ジャス民緑(プロフ) - この小説、大好きです(^_^)/これからも頑張って下さい (2019年4月6日 19時) (レス) id: 2a00c12ced (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - れもんみるくさん、コメント有難うございます!待っていて下さると嬉しいです(。_。*) (2019年3月31日 9時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2019年3月15日 0時

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