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最終下校のチャイムが鳴り、ハッとする







小「やからな、俺は」

「ちょっと、いつまでここにいるんですか」







王子との話がここまで続くとは、、、









小「あー、ほんまや。」



「桜田さん待たせてますよね?」



小「え?あーいや。今日は向こうに用事があって」









暇つぶしなのか、興味本位なのか

なんでここに









「、、、もう、閉めるんで出てください」


小「せっかくやし、一緒に帰ろうや」









戸締りをしていると王子は後を付けてくる。


最後に図書室を出るだけだが、









「あの」

小「ほれ、はよ帰るで」









私の鞄も肩にかけて待ち構えるようにする王子。


諦めて無言で承諾した。









「帰りも一緒とか、光栄やわ」

小「ガッツリ嫌味やな」








別に会話が苦とかではない、むしろ楽で王子も普通の人間なんだと思えた。









「靴、あっちやろ」

小「そうだった。あ、先に帰んなよ。鞄、持っとくかんな」









2組との下駄箱は少しだけ離れている。

自分の靴箱から靴をだし、上履きと入れかれる。




靴を履いて昇降口を出ようとしたら









ー「待ってたでぇー」









どうしてか、嬉しいのに罪悪感があった。









「重岡、なにしてん」


重「Aのこと待ってたんよー、一緒に帰ろう思って」









えへへっと笑う彼は

中毒性がある。









「あ、そう、なんや」









小「わぁー、彼女を待ち伏せ?」

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のんれもん(プロフ) - かみめぐさん» コメントありがとうございます!無事完結致しましたので、是非読んでください (2019年4月17日 20時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
かみめぐ(プロフ) - めっちゃおもしろくてダイスキです!更新頑張ってください! (2019年4月17日 17時) (レス) id: 6488ed806b (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - 神ジャス民緑さん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2019年4月14日 9時) (レス) id: 0559f21e3b (このIDを非表示/違反報告)
神ジャス民緑(プロフ) - この小説、大好きです(^_^)/これからも頑張って下さい (2019年4月6日 19時) (レス) id: 2a00c12ced (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - れもんみるくさん、コメント有難うございます!待っていて下さると嬉しいです(。_。*) (2019年3月31日 9時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんれもん | 作成日時:2019年3月15日 0時

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