検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:309,555 hit

2 ページ2

青春というのは残酷です。

でも、頭を使えばなんとかなります。








「ねぇ、なんか案ないの?」






そう声を張るのは学級委員長の桜田 南さん。

文化祭の出し物の話し合いだ。








「あ!俺ー、カフェがええと思う」





第1に声を上げたのはお調子者の男子。







「おい、シゲは、なんかないん?」







シゲは重岡大毅。今回の主役です。
彼は素で世渡り上手のように思う。









重「俺ぇ?んー、どうしよ。あ!たこ焼きぃー」


桜「それは去年もやったやろ。」



重「じゃ、じゃぁー、タバスコたこ焼き」



桜「ほんましょーもないな」









さっきまで面倒くさそうな雰囲気だったのに、変えてしまった。









「ねぇねぇ、A。何がええと思う?」




前の席の吉田 咲は私の友達。
眩しくて、憧れの人だ。









「んー、なんやろ。カフェって普通に悪くないんやけどね」



吉「だよね。」






ガタッと横の席から同じクラスの神山智洋がイスを持って近くに来た。









神「なぁなぁ、喫茶店ってどう思う?」



「それ、カフェと変わんないじゃん」



神「わかってへんな。イケメン喫茶ってのやんねん」



吉「誰がイケメンなの?」



神「俺。、、と、ほら、あそこの流星とか」








窓側の一番後ろの席。藤井流星は気さくだけど、口数が多くはない。

だからなのか、いや、素がいいから、人気がある。









吉「でもなぁ、隣のクラスののんちゃんには負けてまうよ」



神「は?んなら、シゲもいれるわ」



吉「アホやなぁ。のんちゃんにはファンクラブもあんねんで?」



「え、あほらし」



吉「やろ?でも、あの子モデルやってるやん?だから、繁盛するのは隣の2組って決まってんねん」







隣のクラス、2組の王子。小瀧望はモデル界でも人気がある逸材だ。





「まぁ、確かに」



吉「しかもな、2組は500円で王子とチェキ撮れる癒し喫茶ってのやるんやって。これ、さっちゃん情報」





さっちゃんとは、2組の桐山サチ。咲の幼なじみという。

”→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (259 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
980人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のんれもん(プロフ) - かみめぐさん» コメントありがとうございます!無事完結致しましたので、是非読んでください (2019年4月17日 20時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
かみめぐ(プロフ) - めっちゃおもしろくてダイスキです!更新頑張ってください! (2019年4月17日 17時) (レス) id: 6488ed806b (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - 神ジャス民緑さん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2019年4月14日 9時) (レス) id: 0559f21e3b (このIDを非表示/違反報告)
神ジャス民緑(プロフ) - この小説、大好きです(^_^)/これからも頑張って下さい (2019年4月6日 19時) (レス) id: 2a00c12ced (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - れもんみるくさん、コメント有難うございます!待っていて下さると嬉しいです(。_。*) (2019年3月31日 9時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のんれもん | 作成日時:2019年3月15日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。