_白い浴衣 ページ22
【Nozomu said】
夏祭りの3日前、姉ちゃんがフリマに出すと押し入れにしまってある服をリビングに並べだした。
その中に綺麗な状態のままの白い浴衣があった。
小「これ、何回かしか着てへんのちゃう?」
そんな一言から
知り合いにあげてもいいと言うことになり、「持ってなさそう」という偏見で小泉さんに話をもちかけた。
そんな考えからやったのに、彼女はすごく喜んでしまって、、なら今日渡すと
いつもの、、なにわ公園で待ち合わせした。
「小瀧くん!」
小「おう」
短パンにサンダル、、
今まで見た中で、1番彼女の容姿に目がいってしまう
小「これ、どうぞ」
紙袋に入れた浴衣を渡す
「ありがとう。うわ!凄い可愛い」
小「そんな着てへんから、新品同様やねんて」
「本当に貰ってよかったの?」
小「ん。捨てるところやったし、ならあげた方がええやろ?」
嬉しそうに袋に入った浴衣をもう一度みて、また、お礼を言った小泉さん。
小「なんで左だけ?」
「え?」
小「ネイル。右は?」
「ぁあ!これね。マニキュア塗ってもらってる時に小瀧くんから電話もらったから」
小「そっか。なんか、ごめんな」
「ううん!試し塗りしただけだから」
小「そっか。、、誰に塗ってもらってるん?お店とか?」
「そんな所行けないよ!んー、たー君の面倒見てくれるお姉さん?かな」
小「ふーん。あ、たー君、元気?」
「ん!サッカーの練習も頑張ってるんだよ。小瀧くんのボールと一緒に寝たりもしてる」
最近というか、前より、別の感覚で掴みづらい。
小「なら、よかった。んじゃ、また」
「ん、またね。」
公園で別れて何となく想像したこと
__あの浴衣、絶対似合うやろうな、、でも
見せたいのはシゲになんやろうな
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作者名:のんれもん | 作成日時:2021年2月24日 19時