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*
【Sigeoka said】









体育祭の後片付け。

部活もない俺は体育倉庫で今日使った物を片していた。





俺の組がやらなあかんのに、イチは生徒会理由にどっか行ってまうし、体育委員の奴らも試合間近とか、、ほんま









重「くそ、、」








ガラッ___







文句を吐いたと同時に、倉庫のドアが重く開けられ、振り向くと俺と同じで、部活もなく制服に着替えられてない、、









重「A。あ、そっち終わったん?」






「うん。先生が重岡くん手伝えって。あ、それ片せばいい?」









何かなぁ、最近、余計可愛くなったというか。


俺の近くにあるハードルを持ち上げようとする彼女を見て、思わず手を掴み止めた









「ぇ?」








重「俺がやるから。Aは、玉入れの玉、袋に入れて」








「わかっ、、た」









今のは不自然やったかもしらん。

正直、彼女に対しての態度が定まらない。









「あのさ、来週から夏休みだよね」







重「んー?ん。そやなぁ」







「さっき、聞いたんだけど、学校の近くの神社でお祭りやるんだね」








重「あー、毎年やっとるなぁ。初めて知ったん?」








「うん。」









作業の手をとめずに話す彼女。

俺はハードルを片す手が止まり、近くのマットに腰を下ろして、合うことない視線を彼女にチラチラと送っていた。









「一緒に行かない?」







重「、、へ?」







「もし!もし、良かったらだけど。、、とっ」









多分、こうさせてるのは俺の責任で

かと言って好都合でもあって









「友達として」 重「ええよ」



「あっ」









言葉が重なった。







俺の下心の隠せない返事と

俺が作った線引きを守る彼女の補足









重「ん。皆で、行こっか。
ほらぁ、美咲ちゃんとか、あと、、なんやっけ、、紗英ちゃん?も誘って。俺も吉田達いた方がええし」







「だよね。うん!後で誘ってみる」








重「おう、」

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作者名:のんれもん | 作成日時:2021年2月24日 19時

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