＿アンフェア ページ42
*
【Sigeoka said】
デートの日に、俺よりも断然シャレとって、
『小泉さん』と彼女に親しく声をかけてきたコイツに遭遇した。
「ふーん。小瀧くん、ひとりになっちゃったんだ」
重「、、、」
小「山本がドタキャンで、吉田は途中で帰ってもうたから。買いもんだけして、帰るつもりやったんよ」
重「へー」
小「小泉さんしか見えんかったから、びっくりしたわ。2人だけで来たん？」
「あ、、えっと」
重「こっちも、たまたま2人になった」
小「ふーん」
「あ！小瀧くん、、いっぱい、買い物したんだね。自分用？」
フードコートにてオレンジジュースを飲む俺ら。
落ち着かへん。
Aを誘ったのは俺なのに、こうやって誰かに見られると
否定したくなる。
デート、、、はぁ
慣れへんことしない方がええな。
小「姉ちゃんに頼まれたもんもある」
「お姉さんいたんだ！」
小「ん。シゲもやんな？」
重「あ、ん」
「そっかぁ」
小「なに？意外？」
「ううん。逆。しっくりくる。2人とも人懐っこいっていうか、」
少しニヤけるように笑う彼女は
今の状況の方が楽しそうにみえる。
やっぱり、俺って＿＿＿
小「俺、もうそろ行くわ。邪魔しちゃ悪いし」
重「邪魔ってなんやねん」
小「はいはい。」
残りのジュースを一気に飲み干す小瀧。
立ち上がれば、思い出したかのようにバックから絆創膏を取り出し、Aに渡した
「へ？」
小「こーゆーの、シゲより俺の方が気づくの得意やから。」
「ありがとう」
スマートな小瀧に対して、俺は理解できひんかった。
重「怪我、したん？」
小「靴擦れや。ばーか」
重「え！ごめん、気づかんくて」
「ううん、そんなに痛くないから」
小「歩き方へんやったし。」
なんか、前にも同じ失敗したな、、、
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な(プロフ) - ご返信ありがとうございます！更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (
レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください！ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください！ (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2020年12月17日 20時
