_あったかい光 ページ33
*
午後3時半。
家の中で遊んだ後は、テレビに夢中のたー君。
台所でオヤツの準備をしているとインターホンが鳴った。
オヤツの準備途中だからと急いで済ませようと確認せずに開ければ
私服姿の重岡くんがいた。
__あ、エプロン
慌てて、首から掛けていたエプロンを取り、テキトーに畳む
重「あ、、ごめん、いきなり」
「ううん。あがっ」
__『期待させて、、』『シゲは好きやと思う』
「、、どうしたの?」
重「これ、プリン。美咲ちゃん達から」
「へ?」
重「モールで会ったんよ。それで」
「わざわざ、重岡くんに届けさせたの?」
重「俺が行く言った。」
「え?」
重「会いたかった、、から。あっと、、プリンやし!早めに届けた方がええかなって」
「、、、あがる?ちょうど、その、、たー君いるから」
もし同情じゃなくて、イチちゃんの言う『好き』と言う感情で彼がここに居るなら
彼に手を伸ばして、掴んで引っ張ってもらってもいいんじゃないかって思った。
自分でもわかる。
ずるいけど
単に暗闇から光を見つけたいだけだけど
もう一度くらい、誰かに寄り添っても
重「お邪魔します」
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な(プロフ) - ご返信ありがとうございます!更新する度に見に来てます笑応援してます(^^) (2021年2月2日 2時) (レス) id: 45490ea103 (このIDを非表示/違反報告)
のんれもん(プロフ) - なさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。更新した際には、また是非読んでください! (2020年12月20日 22時) (レス) id: 0c446b2208 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - とても面白いです。お忙しい中だと思いますが更新頑張ってください! (2020年12月19日 3時) (レス) id: 3d8afbfd34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんれもん | 作成日時:2020年12月17日 20時