She's a baby... (ページ21)

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＿お好み焼きページ21

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駅の方に歩いていく。

大した会話は無しに彼の思い出話を聞かされる。

重「んで、俺が先輩に告ったの」

まぁ、ハルカ先輩の話だけど。

親睦会の話の流れでそれが出た。重岡くんも親睦会でハルカ先輩と仲良くなり付き合うようになったと。

「重岡くんからなんだ」

重「告白は男からやし」

「女の人からはダメなの？」

重「ダメちゃうけど、、、あ、小瀧くらいならカッコつくと思うけど、俺は男らしくおりたいというか」

小瀧くんくらいとはどのくらいだろうか。

彼女がいるくらいという事なのかな。

重「もしかして、好きな人でもおんの？」

ニヤニヤする重岡くんは見るからに中学生のようだった。

重岡くんの質問に自然に首を横に振った。

重「ふーん。そっかぁ。でも、ホンマに好きならAから告ってもおかしくないで」

「ありがとう」

重「やっぱ、いんるや」

あ。と、うっかりして出た言葉に蓋をするように指先を唇の上に重ねた。

重岡くんには大した事ではないから、ニヤり笑顔のまま話を変えた。

重「あ、お好み焼き屋やけど、俺も久々に行くねん」

「とか言って3日前とかでしょ？」

重「なんで？！、、わかったん」

「なんとなく」