She's a baby... (ページ18)

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＿同中の噂ページ18

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チャイムの鳴る5分前に三大帝王は教室に入ってきて、小瀧くんが隣の席に着くと美咲は私にウィンクをして去った。

小「あのさ」

呟き声に反応して顔を向けると、体ごと小瀧くんは私に向けていた。

小「この前連れてた男の子って、あんたの子ども？」

いきなり過ぎて、更に真顔な所も

理解し難かった。

「は？」

小「いや、やっぱええわ」

違うと否定をしないのはする必要がないから。

何も知らない彼に何を、何から話せと言うんだ。

小「あ、俺も南中」

ふっと笑って前を向いた小瀧くん。

私も別にと言うように前を向いた。

＿嘘でしょ。

担任が来て号令を終えるとそのまま、窓の外に目線を移した。

担任は親睦会は来週だのなんだの、それからテスト、球技大会、テスト、、、。

テストの間に行事を挟むのは何なんだろう。

んな事は今はどうでも良くて

＿同じクラスでは無かったから、知らないのか

転校後の中学はそれ程いい思い出とは言い難い。

友達のいなかった私でも知ってる。
噂で私が子どもを作ったから転校してきただの

デタラメが広まってたことくらい。

だから、遠目の高校に来たのに。

私にとって、理解してくれる美咲のような友達は貴重なんだ。

私を覚えてる人なんてそんないるはずない。

小瀧くんの質問で一気に緊張感が走った。