＿〃 ページ12
*
濱田さんはダイニングテーブルにお茶の入ったコップを2つ並べ、向かい合わせに椅子に座った。
濱「学校、楽しい？」
「何？急に」
濱「急ちゃうよ。ずっと気になってて。友達と離れたとか言ってたやろ？」
朝掃除にする何気ない会話。
でも、それらは私達にとってはとても良いコミュニケーションのひとつだった。
「楽しいよ。でもね、私、書記になっちゃったの」
濱「へぇー。書記って、あれやろ？何か書く人。」
「そう。本当は図書が良かったのに」
濱田さんとは何故か話が途切れない。
いい意味で盛り上がりと下がりがない。
濱「明日と明後日って、何時くらいに迎えに来れるん？」
「明日から午後の授業が入っちゃうんだけど。もし、仕事あるなら言って？他あたるから」
濱「ベビーシッターも仕事やと思うけど？」
＿お金取らないでしょ。あなた
「濱田さん、そんなに働いたら、倒れちゃうよ？」
濱田さんは私の言葉に笑いながら、大丈夫と言った。
濱「Aちゃんの為に倒れるなら本望やで」
一瞬、心臓を中心に軽く刺激が走った。
＿ 冗談が過ぎる。
「余計に申し訳ないんだけど」
濱「えへへ」
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読んでくださりありがとうございます！
長編作品として書いているので少し展開が遅く感じるかもしれません、、、
今回は丁寧に進めようと思います_(._.)_
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作者名：のんれもん
| 作成日時：2020年8月29日 23時
