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_三大帝王とお隣 ページ2

*








高校2年生になった今日。

クラス替えをした新しい教室に入る。






席は窓側の1番後ろだった。



_なんだ、ラッキーじゃん。









仲良くなった友達とも同じになれた。

と言っても1人だけだけど。中村美咲(なかむら みさき)以外とはクラスが離れてしまった。









美咲「ねぇ、このクラス、最強やない?」






「なんで?」








美咲「やって、三大帝王が揃ってるんよ?」







「あー、なんか、言ってたね」









_三大帝王って。どこの国だよ







三大帝王は美咲が勝手に言っているだけ。

ただ、あながし間違いじゃない。学年の有名人、万年人気者の3人組。









背が高くてモデルのようにスラッとしていて更に顔も綺麗な

小瀧望。







そして、その彼女であり、黒髪のストレートが毎度の事のように綺麗に靡いて笑顔が天使のように可愛らしい

吉野イチ。









美咲「あのカップル、やっぱり、美しいわ」








「絵に書いたみたいだね」







美咲「ほんまに。ウチらには程遠い世界よなぁー」








_程遠いか。








確かに、同じクラスにならなかったら、なんも接点なんてない人達。







でも、3人組の最後の一人は少し違うのかもしれない。



近寄り難いけど壁がなさそうな雰囲気で、彼は他の2人よりもいい意味で崩れた人間。

重岡大毅。









美咲「まぁ、このクラスの学級委員はイチ様やろ?」




「イチ、、様。」









_様って。世界観すごすぎ









美咲「んでもって、副が重岡くん、書記が小瀧くんやね。」







「もう1人の書記は?」







美咲「、、、誰やるんやろ」









美咲の世界観には理解し難い部分もあるけど、こういう独特の雰囲気を持つ子は好き。






チャイムが鳴り、教室に担任が入ってくると皆が席に着いた。

美咲は私と反対側で廊下側の1番後ろ。









私の右隣は









「三大帝王」









怠そうに欠伸をして、でも、椅子にしっかりと座り前を真っ直ぐ見る彼の目には長い睫毛が目立った。





_ コタ、、キ、、くん。か

_善し悪しの付かぬ役割→←_小さな体温と始まり



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作者名:のんれもん | 作成日時:2020年8月29日 23時

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