貴方に振られた1週間。

＿お騒がせな人 ページ21

*【重岡side】



＿＿結婚式当日＿＿









神「え！来てへんの？」






重「、、、ん。」









タキシード姿の俺と、彼女が居ないことを知る神山智洋。


彼女の両親は来ているのに、肝心の本人が来ていない。









神「どぉすんねん」




コンコンっ



ノックの次に入ってきたのは中間さんやった。









重「あ、。どうも」









中「立派な新郎ですね」









重「あぁざいます」









中「Aさんから受け取りました？」









重「え？、、受け取る？」









中「写真ですよ」









分からないと、反応をしないでいると

中間さんは顔を顰め、口を苦く閉じた。









神「何の話？」








重「いや、、わからん」









中「そのぉ、、新婦だけノンアルコールの物を用意しまして。先日、その相談を受けたんですが聞いてませんか？」









重「あぁ、聞きましたけど。写真ってのは」









中「その写真なんですが、、」









中間さんの言葉に耳を疑ったが

俺の中にも思い当たることがあった。









この瞬間からいても立っても居られんくて

会場の周辺をウロウロしていた。









神「シゲ！いたっ、、」







重「え！どこに」









神「もう、スタンバイしとるって。」









重「いつ来たんよ」









神「知らんけど、俺も会場行かな」









重「わかった。ありがと」

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