~君のため、夢のため ~ BTS -４１ -

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１０ーSUGA sideーページ10

「いてて……おっぱ達なんでいるんですか！」

これする為に体育館来たのか？

SG「何してんの…？」

駆け寄ってきたAにそう言えば

「言いたくなかったんですけど…MASでやるんです。
ちょっとある曲で…なんでいるんですか？」

SG「これ朝落としてったから…」

渡した途端大喜びしてるA

「無かったから汗で滑って困ってたの！ありがとう！」

TH「一体なんの曲にエアリアルなんてするの？」

エアリアルって言うのかこれ…

「それは本番のお楽しみです( 笑 )

じゃあ…私時間ないので練習続けますね？」

TH「見ててもいい！？」

「はい！」

Aが練習に励んでる間何も話さない俺に気付いたのか

TH「俺来て正解だったでしょ？」

SG「…ああ」

コイツは一人でベラベラ話してて……

TH「最初は俺もビックリした。
ヒョンみたいに怒ってはいないけどね」

見てよあれ、すご！なんてフープに乗っかってる
Aを指さして笑ってるテヒョン

＂そうそう、そこで維持して！！＂

＂ねーっ！＂

……

SG「帰るぞ」

TH「もう！？俺もやりたかったのに…！」

SG「ダメ、怪我する」

テヒョナがAに手を振れば
ニコニコしながら余裕そうに手を振り返してて…

何も言わずに見てる俺には会釈をしたA

SG「彼氏に会釈かよ」

TH「え～い、Aだってしたくないけど
ヒョンがそんな怖い顔してるからだよ」

SG「そんな怖い顔してねえよ…」

TH「気づいてないだけだよ」

宿舎に帰ってから風呂に入ってから隣に行って
Aの帰宅を何時間も待っていれば

「……あれ、どうしたんですか？」

俺の心配を他所に平然とした顔で帰ってきた。

SG「なんでエアリアルなんてやんの」

「そういう曲だから……」

俺を見ずにそう言うAの腕を引っ張る

SG「俺が話してるんだからこっち見ろ」

「おっぱ、…知ってるでしょ？」

目でカメラをチラッと見るA

カメラの前でもこうやって公私混同してる
俺はきっとアイドル失格だと思う。

でもこれくらい、許してくれよARMY