~君のため、夢のため ~ BTS -４１ -

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２２ーSUGA sideーページ22

【今後mahinaが挑戦したいことは？】

＂私たちって誰もミュージカル経験ないから…
すごくやってみたいんですよね～＂

YR＂mahina劇団とか作りたいですよね。
一人一人じゃなくて私たち3人が出演するような＂

AY＂不可能だからもう諦めたけどね( 笑 )＂

＂そうそう、ミュージカルは練習期間も必要だから…
代わりに演技しよう！って…＂

AY＂あ、話変わるけど

優秀女優賞とネチズン賞頂いたお陰で自信が湧いて
実はあるオーディション受けてきました。

もし出ることになったら呟いてください。はい＂

いや、振り方雑すぎだろ。

YR＂………ここから私がどう繋げろって？＂

AY＂…適当に？＂

＂台本通り行きましょう！＂

YR＂待って、一番にアドリブかましたの誰よ。＂

＂………さあ！素敵なステージがはじまります＂

カメラの前に立ちはだかるAと

AY＂Are you ready？mahina show……start ＂

アヨナが手でカメラを塞いだ瞬間
ゾロゾロとステージやら通路にバックダンサーが出てきて

JK「多すぎません？人」

RM「しかもmahinaのバックダンサーじゃないね」

同時に足踏みをしだした

＂＂woah～woah woah woah～＂＂

あ、これまさか…

JK「……グレイテストショーマン？」

「だよな…」

YR《紳士淑女の皆さまお待ちかねの時間です》

杖を持ったショーマンのようなハットを被ったユラが
俯きながら囁くもんだから全身の鳥肌が立ちだして

YR《抗うな君のために来てるんだその後
起きることなんて気にするなこの瞬間を生きろ》

険しい顔でカメラを睨みつけながら
低音で話すように歌うユラだけが

YR《君の熱い夢が近くにあると思わないか？》

スポットライトが当たって火柱が上がったと思えば

YR《だから教えてくれ、君はどこに行きたいんだ？》

腕を横に伸ばして上を向いた途端に
ステージどころか会場全体が明るくなって

RM「再現度高いな…！！」

カラフルな衣装を着た男女が周りで華やかに踊ってた。

YR《《それは色とりどりの光で包まれている場所
それは逃げ出した者たちが夜に来る場所》》

ユラの声の後ろからはダンサー達の声が聞こえてきて

YR《Oh, this is the greatest show(あぁ、これは素晴らしきショーだ)！！》

一体感がすごかったけど

JK「あれ何……ですか」

上には丸い輪があってそれに気になってたら
いきなり暗転したもんだから何一つ見えなくなった