あの命が尽きたとき

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WN「EllAという芸名は自分の英名のエラという意味以外に

施設でも学校でも虐 められ…灰かぶり姫…
シンデレラだと言われたからなんです。



そんなシンデレラは…Aは…
昔から家族に憧れを抱いていました。」



俺を見てくるウォヌ



WN「最後まで、大好きな旦那と…
きっと俺が見たことの無いような笑顔で
幸せな毎日を過ごしたはずです…そうですよね？」



目が悪いから手で大きく丸を作ると少し笑った



WN「……アイツは僕の初恋であり、僕の全てでした」



今まで我慢してたウォヌが一筋の涙を見せた。



WN「僕はっ……Aを、助けられなかった…」



その言葉に、次々とSEVENTEENたちが泣いて



T8「その人を喪った心の傷が
痛くて痛くて仕方ないのでしょうか…

心の傷口から血の代わりに
涙が流れ落ちているのでしょうか…

こらえようのない痛みが
あなたを蝕んでいるのかも知れません」




ウォヌを抱きしめてそういうディエイト




T8「その痛みの叫びが慟哭となっているのかも知れません


アナタがアナタである限りこの心の痛みはあります


ただし、とても大切なことですが、
この痛みにはやがて慣れることができます。


この痛みはあなたがあなたである証です。


あなたがその人を愛した証です。


痛みは痛みとして、生き抜いてください。


もちろん愛の深さを証明するために
後を追う必要もありません。証はこの胸にあります」



ディエイトが後ろに下がったら
ホシがマイクの前に立った


SN「…人は辛い思いをした分人に優しくなれます。

だからAちゃんは馬鹿みたいに優しかった…、( 笑 )


今僕が流している涙は…っ
僕が成長するための涙でもあります。


少なくてもみなさんはつい最近
愛する人を喪った心の痛みを知りました。

その悲しみと痛みと…


同じように他人が悲しむことがあったとき、あなたは、その人の立場に立つことができるはずです。




だから、…………耐えぬきましょう、！」








SEVENTEENに大きな拍手が送られた。

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