テレビの中の君に恋をして⑥ (ページ20)

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＊ JUNGKOOK ページ20

それから次の日会見がもうすぐ始まるのに
Aちゃんが来る気配がなくて……

スタッフに聞いたら会見をする場所が特定されて
このホテルの周りにARMYが大勢いるせいで車が入れないとかなんとか…

JK「大丈夫かな……」

数分が過ぎて来た時には

「久しぶり、元気だった？」

疲れ切った表情を浮かべたAちゃん

JK「久しぶり！韓国語上手になったね」

『日本語だって上手になったでしょ？( 笑 )』

！

JK『もちろん！上手ですね』

僕の顔をジっと見てから腕を広げるから
ギューッと抱きついた。

JK「……緊張する？」

「………うん、とても」

Aちゃんの手を引いてドアの前に立つ

「もしかしたら、へんな質問が
くるかもしれない。ほんとうにごめん」

JK「大丈夫。僕のせいだから」

＂本日は防弾少年団ジョングクとA・ステファニーの会見にお越しくださりありがとうございます＂

MCが話しているからその間裏で待機してるけど
Aちゃんは冷や汗をかいてた。

JK「大丈夫だよ」

ケンチャナと声をかけてみたけれど
僕の声は全く届いてなくて強引にキスをした。

「………ありがとう」

＂～～……それでは！……防弾少年団ジョングクさんと、A・ステファニーさんです＂

Aちゃんの手を引いてカメラの前に出ると
大量のフラッシュで目の奥が痛くなるはずだけど

心配して横を見てみるけれどAちゃんも
授賞式で慣れているからかどうって顔してなかった

JK「あにょはせよ、防弾少年団ジョングクです。
今日は僕とAちゃんの会見に来て下さりありがとうございます」

「あにょはせよ、私はA・ステファニーです。
今日はどうぞよろしくおねがいします」

それから椅子に座って質疑応答をするけど
テーブルの下でAちゃんの右手を握った。

僕がAちゃんに満面の笑みで笑いかけても
でもAちゃんはいつもの笑顔を向けてくれない。

怒ってる…いや、

「ふう…」

Aちゃんは怖がってるんだ。