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O2 ページ2
S
「その、、寂しい?から恋がしたいってこと?」
少しだけ考える様子を見せた廉が
首を傾げる素振りを見せる
「ファンの子達は俺らに恋?してくれてるやろ?」
「うん」
「だからそんな恋がしてみたいなって」
「廉.........。」
自分でも何言ってるんやろって思うんよ
ため息と一緒に吐き出される泣き出しそうな声に
「あのさ、廉」
「うん?」
自分にも言い聞かせるように呟いたのは
建前でも、同情でもなくて
「寂しい思いさせてるし、同性だし、何言ってるんだって思うかもしれないけど」
「俺は絶対に廉を1人にしないから」
紛れもなくここにある本音だった
廉の力になりたい。それだけだった
.
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作者名:きき | 作成日時:2021年10月1日 0時