15.モヤモヤは続く。 ページ16
たつについていくように、
まずは服屋に行って、
今は、本屋にいる。
「あ、これ…原作だ…」
そうボソッと呟く。
最近は、本屋に行くと、
特に漫画やライトノベルは、
俺の出演しているアニメの原作に
遭遇することが増えた気がする。
小説コーナーに移動し、
めぼしい本を立ち読みしていると…
「しーもーのーさん。」
肩を叩かれ、耳元で、名前をささやかれた。
「っ…びっくりした…」
すぐに振り返ると、いたずらな笑顔を見せるたつが
立っていた。
「もうそろそろ、ほかのとこ行きません？」
「そうだね。次はどこ行く？」
「んー…あ！…あそこ行きません？」
「あそこ?」
「アニメイト、ここんなかはいってるんすよ。」
「え、それは…ご本人さん登場みたいなながれに
下手したらなっちゃうよ？」
「バレなきゃ、良いんすよ、」
そう言って軽くウィンクをしたたつに
もう従うしかないと思った。
(俺も楽しそうだと思ったから良いけどさ…
バレないかな…)
そんな不安をよそに、
たつは、堂々とアニメイトに入って行った。
それについて行くように俺もはいる。
10〜20分くらいバレずに店内を物色し、
楽しむことができた。
「意外とバレなかったっすね…」
「まーね…みんなグッズに夢中だったからね」
そんな話をしていると…
「たつー！お前もきてたんだ！」
「おー、拓篤とマモじゃん。」
たっくんとマモちゃんに遭遇した。
「なんでここきたの？」
「いや、たまには良いかなって、
下野さんも一緒だから新鮮。」
「あー、そうなんだ！二人で楽しんでる？」
「ああ、楽しんでるよ。」
マモちゃんと二人の会話を傍観している時
なんだかモヤモヤした。
(たつとてらしー…たのしそう…)
いつも、現場で見ているはずなのに
そこでは起きない感情が
自分の中で渦巻きはじめているのを感じた。
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雅 - 初コメです！たっつん大好きです！達×下はいいですね〜〜！更新楽しみにしてます！ (2017年1月25日 20時) (
レス) id: 35bb9a9344 (このIDを非表示/違反報告)
黒川真琴。(プロフ) - ツバキさん» おー！いいですね！わかりました！書いてて楽しそうです！少しふざけてしまうかもしれないですが大丈夫ですか？ (2016年12月30日 21時) (レス) id: 112fa9e092 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - リクいいですか？「梶さんと下野さんが仲良く話していて、それを見たたっつんが嫉妬する」というのをお願いします (2016年12月30日 11時) (レス) id: ee73c47551 (このIDを非表示/違反報告)
黒川真琴。(プロフ) - アリスさん» わかりました！遅くなると思いますがリク必ず答えます。 (2016年12月29日 20時) (レス) id: 112fa9e092 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 黒川真琴。さん» ひろたんの相談相手的な感じでお願いします！ (2016年12月29日 16時) (携帯から) (レス) id: 4064f43b90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒川真琴。 | 作成日時：2016年9月21日 18時
