【ワールドトリガー】俺の幼馴染はバカなようで4【荒船 哲次】

勝てないんだよ!!? ページ5

…







〜4年前〜



『へぇー灯夜ってお姉さんいるんだ…』


高橋(たかはし)「ただのゲームオタクだけどな」


『えぇーでもいいじゃん私、一人っ子だし親戚もいないし歳が近くて仲良い人って幼馴染と灯夜たちしかいないもん』


富田(とんだ)「お前コミュ症だもんなww」


『うぅっ…そう言う麗斗(りむと)だって私達以外と話しているところあんまりみないじゃん…!!』


富田「これでも俺は学校に友達いますけど〜？」


『うわ、腹立つ…優菜(ゆな)っちは灯夜と従妹だもんね？兄弟いたの？』


笹木(ささき)「ん？うーん」


高橋「…いたな、妹が」


笹木「まぁ、大規模侵攻の時行方不明になったけどね」


『え、何かごめん…』


笹木「いやいや、気にしなくていいよ？今思えば、凛(りん)はトリオン多い方だと思うし、もしかしたら向こうで生きてるかもしれないからね」


『優菜…』


笹木「それに今はAたちがいるし、悲しくなんてないよ？」


『…』


富田「うぉっ!?A!!何泣いてんだよ!!?」


『うぅぅ〜!ゆなぁっちずっと友達だからねぇ(涙)』


笹木「あーはいはい、泣かない泣かない」









…









空閑「そう言えばシノミヤ先輩ってなんでチーム組まないの？」


『ん？あー』





ここはランク戦ロビー、私は今空閑君に捕まっていた。





『私、チームプレーとか得意じゃないし、何よりそこまで強くないからね』





ここ重要!!

私は個人戦なら勝てるけど、団体戦になると、ちょっとね？


たまに2対2とか米屋ん君たちとやるけど、あまり勝てないからね？

もうね、Aちゃん涙目だよ!!?





空閑「ふむ？そうなのか？」


『1対1ならともかくチーム戦になるときついんだよね…』





ただてさえ太刀川さんや射手どもにポイント取られまくりだし、Aちゃんね、もうね…強いわけないじゃん←

(Aが攻撃手ランキングに入らない理由)





緑川「あれ？シノさんと遊真先輩じゃん!何してるの？」


空閑「お？緑川」


『あれ？知り合い？』





そこに現れたのは迅さん大好き犬っころ!緑川 駿だった。

駿は空閑君を知っていたみたいで驚いていると、「昨日遊真先輩と戦って負けたんだ〜」と駿は言った。


うん、空閑君強いわ…





緑川「遊真先輩はシノさんとランク戦？」


『いや、空閑君まだC級だし、B級になってから戦う予定だよ』


空閑「ふむ、予定されているのか」









…

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