ありがとう ページ29
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最近Aが学校にこない。
と言っても1週間とか2週間と言うわけではない。
3日だ。
じゃあ、何故俺がこんなに心配しているのかというと、それは1ヶ月くらい前の話だ。
1ヶ月前の土曜日、Aはラインで嬉しそうに友達と遊びに行くと俺に報告してきた。
が、次の日"三門市ショッピングモール爆発事件"が起こった。
その日、Aからラインの返事は返ってこなかった。
次の日学校に行ってみるとAは来ていた。
Aは「電車が遅れたおかげでショッピングモールには行ってないの」とへらっとしていたが、明らかに様子がおかしかった。
そんなAに俺は"Aの友達はどうなった"のか聞けなかった。
そしてこの1ヶ月、Aの様子がおかしいままだった。
荒船「(…学校終わったらいってみるか)」
ただの風邪だといいけど…
…
学校が終わると俺は急いでAの家に向かう。
Aの家に着くとピンポーンとチャイムを鳴らす。
当然、返事はない。
まぁ、想定内だ。
俺はAの家のドアノブに手をかけ回した。
カチャっと音を立てて玄関のドアは開く。
荒船「(…おいおい、不用心過ぎだろ)」
そう思いながら俺はAを呼びながらキッチンへと足を進める。
キッチンへ入ると俺は違和感を感じる。
付けられていない電気、数日間誰も使っていないような流し台、そして少しホコリの被っているテーブル。
俺は段々と焦ってきた。
キッチンにいないとなると残るはAの部屋しかない。そう思い俺は急いで階段を駆け上がる。
荒船「Aっ…!!」
俺が叫ぶのと同時にAの部屋のドアを開けた。
カーテンが閉めきられ電気の付いていないAの部屋は真っ暗だった。
『…荒、船?』
ベットの端で丸まっていたAは俺の顔を見ると涙を流しながら抱きついてきた。
Aは泣きながら「自分のせいで…」「もっと気を使っていれば…」と言って酷く自分を責めていた。
『私、生き…ていぢゃ…ぐずっ、いげないのがな…?』
荒船「…っ、Aが…Aが何に対して自分を責めているのか知らないが辛かったら辛いって言え!これ以上心配させんな!!」
Aは目を細めて笑うと「ありがとう」と言って気を失った。
俺はAをベットヘ寝かせると、次にAが起きたときに食べる為のご飯を作るため下に下りるのだった。
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麻倉詩悠(プロフ) - 散髪wwwあ、実際にやってそーだwww (2017年3月29日 16時) (レス) id: a040d2aa31 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - あ、そういえば。このシリーズの2の方に誤字を見つけました。A級定食のとこの‘‘食堂”が“食道”になっていました。 (2017年3月27日 1時) (レス) id: 646ed6f85a (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 最近生駒さん好きなんで、生駒さんと防衛任務に行くという話をお願い致します。 (2017年3月14日 23時) (レス) id: 646ed6f85a (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ありがとうございます!私の想像した通りでした! (2017年3月13日 17時) (レス) id: 646ed6f85a (このIDを非表示/違反報告)
黒斗奈(プロフ) - 紫苑さん» リクエストありがとうございます!!作ってみましたがどうでしょうか?思っていたのとは違ったら申し訳ありません。もしも夢主がレイジさんの実の兄妹だったら夢主はお兄ちゃんっ子になりそうだなと思いこんな形になりました!これからも楽しんでいただけると幸いです!! (2017年3月13日 17時) (レス) id: d4b754ad51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒斗奈 | 作成日時:2017年2月5日 15時