後方彼氏面 (ページ42)

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結局何も無いまま

Aさんのご飯頂いて

シャワー浴びて

「疲れてんでしょ？早く寝な」

と、惜しみなくスパダリしてきたAさん

クリスマスになるんだよ、、？

なにも、、、

いや、期待してるわけじゃない。

でも、、、なにもないの、、？

小川「Aさんは、寝ないの？」

「ん？

寝るけど？」

小川「、、、一緒、、じゃない？」

「一緒が良かった？」

小川「、、、まあ、」

「じゃあ、もう少し待てる？

明日提出したい書類がもうすぐで印刷出来るからさ」

小川「待ちます、、」

やっぱり仕事人間な事には変わりないか、、

きっとAさんにとってのクリスマスは

ただの“平日”

いつも通りの“営業日”にすぎない。

お店は色々やってるし

｢今年は数量限定でケーキ作るんだ｣

と、嬉しそうに言っていたし、、、

まあ、パソコンに向かって

真剣な顔してるAさんの椅子の横で

俺は俺の時間過ごすのも慣れたし

実はこの時間が好きだし良いけど、、、、

小川「、、、くしゅっ、、」

「ごめん、さむいよね、、、

これかけてな」

そういって渡してきたのは

Aさんが普段愛用しているブランケット

それじゃあ、Aさんの足元冷えちゃうじゃん、、、

小川「Aさん、寒くなるじゃん、、」

「ん？

智大がそこに居てくれれば暖かいじゃん？」(撫で)

確かに今はキャスター付きの椅子に座った

Aさんの足元にいるけど、、、

え、ガチ？

これが本物のスパダリっていうの？？？？？

それでいて今

俺の頭撫でましたよね？？？

はぁ、、、罪だろこの人、、、、、

小川太志さん

小野寺なに

小川俺が一生幸せにすると決めました｡

小野寺うん、遠慮しとく。

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