【BTS】ちょんじょんぐく

よるりょそっ ページ16

「今日は〜釜山にいきます！」




「お〜」




「何そのやる気のない返事
もっと心の底から喜ぼう！」


　

「だって、そこはあんたの推しが生まれた場所ってだけの理由で行くんでしょ？

あんたには良いかもだけど、興味のない私からしたらどうでも…」




「はーい、それ以上反論は認めません

麻衣ちゃんは無理矢理にでもAを楽しませます」




「あー楽しんでる楽しんでる」




「出発もしてないのによう言うね？！」









昨日のことで学習して今日はコンバースのスニーカーを履いている




ヒールより履きやすいし、やっぱスニーカーのほうが私には合っている






麻衣は私の今日の格好を見ると









「どこからどう見てもぐったんの好みの格好にピッシャンこだ…」




「いや知らん」




「いいな〜素でそんな格好するAがカッコよすぎる

私、Aならぐったんと付き合っても認めると思う」




「知らないよ、勝手に話進めるな」




「しかもコンバース、ナムの好きなところおさえてますね」




「…」




「無視するAは塩ユンギみたい、いつかお砂糖Aも見てみたいな」




「…」




「わかった、悪かったから
本気でごめんって、

お願いだから荷物まとめないで」









さっさと荷物をキャリーバックにつめ始めたのを見て流石にやばいのかと思って土下座してきたので許した




しょうがないからね、許す








まあホテル出たらコロッと何事も無かったかのようにうるささが戻ってきたからとりあえず少し距離を取って歩こうと思う









「あの、」




「？韓国語…じゃない？」




「やっぱり！
同じ日本人ですよね！

もしかして、聖地巡りの仲間だったり…しますかね？」




「あ〜、この子が」




「もしや貴方もARMYですか？！」



「そうです！！！
友達と来てて！

ジミンちゃんのペンです！」




「私はぐったんです！
もちろんみんな好きですけど！」









同じ仲間がいたらしく、二人は興奮中


もちろん初対面ですよ。







もう一人のお友達は何かつまらなさそうにしている




……同じ仲間な気がする。









「あの、もしかしてアイドルとか興味ない方ですか？」




「！あはは、わかります？」




「私も同じですので…
麻衣…………友達に無理矢理連れてこられて」




「！私もです」









ここにも仲間がいました。

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