禪院家に売られました 続

#60 ページ10

no side









真人「それで、五条悟は獄門疆で閉じ込めるとして、禪院Aは？

あの子もなかなか厄介だよ」






夏油「それはよくわかっているさ
だから、コレを使う」






漏瑚「これは前にあの小娘に壊されたんじゃなかったのか？

あの時使ったものとだいぶ形状は変わったようだが」









人目につかない山の中






そこには夏油傑を筆頭に特級呪霊が集まっていた。









今後の計画について、




障害となる五条悟



虎杖悠仁



禪院A









この３人について。









夏油「あの時はまだ4人の段階

真人に頼んで完成したのさ

８人入れたコレなら、なんなく捕らえられる」






真人「なるほど、俺なら簡単に作れるもんね」






漏瑚「.....下手したら作り手が死ぬものだろ」






真人「それって9人じゃないの？

ちゃんと夏油に言われた通り8人でとめたよ」









夏油の手の中にあるものはかつて丸い形状をしていたもの。









真人は楽しそうにそれを見て笑った









真人「あー残念、コレが捕らえるだけの目的なら良かったのに

捕まったら死ぬでしょ」






夏油「まあね、9割の確率で」






真人「俺あの子と戦うの案外好きだったけどなぁ」






漏瑚「毎回やられてたくせに何を言う」





真人「でも死んでないじゃん？」









それなら負けてないのと一緒だ、








そんな真人を漏瑚は呆れた顔をして見ていた。

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