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#83 ページ33

大興奮の最中、パパは私を地面に下ろし、ふらつく自分を支えてくれた。





だめだ、些細なことでキュンとする。







恋かな。








欲しいなぁ、こんな旦那。








旦那にしたら一体一日いくら請求されるんだろう....。









バカなことを考えていると、頭の上に手がのせられた。









甚爾「A、お前は今幸せか?」






「!.....うん、いろいろと大変だけど、先生にも後輩にも、弟にもお父さんにも恵まれて

私、かなり幸せだよ」






甚爾「........そうかい」






「お父さんも、幸せだった?」






甚爾「......あぁ、それなりにな」






「そっか、........良かった」









ぐしゃぐしゃと乱暴に頭を撫でられる



昔のようなぎこちなさはもう無い






あぁ、その顔を近くで見たかったな









もっとお父さんと色々話したかったな









甚爾「.....じゃあな、A

俺のところには早く来るんじゃねぇぞ」






「.....お父さんの子だもん、そんなにはやく死んでやらないよ」






甚爾「!......言うようになったねぇ


おい、オマエ



名前は」









あ、









私がパパを好きになった場面









パパが推しになった瞬間の場面









伏黒「......?

伏黒.....」






甚爾「禪院じゃねぇのか

よかったな」









ゴリッ









近くでそんな音が聞こえて






重い身体が倒れる音がした。









その瞬間









急にクリアになる視界









なんで今更....









やっぱり、原作の補正が入ったんだろうか









急いでパパにかけよるも、もう違う人に変わっていた。









涙はもう、出なかった。









「恵.....」







伏黒「A....、目が.....!

というかコイツは一体....」






「うん、.....目は戻った

あの人は、悪い人じゃないんだ」









不器用な私たちのお父さん









響きが良いなぁ、こんなにお父さんなんていう言葉が輝いている世界なんてここくらいだよ









すると恵は斬られた脇腹が痛んだらしい、顔が一瞬歪みふらついた









「恵」






伏黒「っ?!」









私は咄嗟に彼の腕を引いて倒れ込ませた









その時









背中に痛みが走った。

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設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟
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シア - ナルトの夢小説の最新お願いします! (4月23日 22時) (レス) id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - そろそろ直哉くんと絡むな…うん。恐らくだが。続き楽しみにしております。おすし。更新されたら秒で飛んでいきますので。 (2022年11月8日 2時) (レス) @page42 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
シナモン - 宿儺多めが良いなぁ。でも、最高ぅぅぅぅぅぅ‼ (2022年11月5日 22時) (レス) @page42 id: f9a1a0a593 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 面白いので頑張ってください (2022年5月18日 17時) (レス) @page42 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
はく(プロフ) - パパ黒の娘が宿儺様に抱っこ…おっふ( ˆᴘˆ ) (2022年2月4日 2時) (レス) @page42 id: 480d828c8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 | 作成日時:2020年12月7日 6時

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