#78 ページ28
no side
「禪院Aです」
初めて彼女が高専に来た時、夜蛾は彼女を善良な人間だと思った
それと同時に、呪術師に向かないタイプだとも。
夜蛾は彼女のことをよく知っていた
御三家の一つ、禪院から類稀なる才能を持つ子供を授かったと噂がたった。
後から聞いた話だったが、その子は禪院を出て行った者の子供で、その者に売られた子供
幼いながらも術式を習得し、厳しい訓練もさせられていたという。
そんな彼女は成長し、高専に入る頃には特級という称号を得ていた。
夜蛾「君は、何のためにここに来た」
「家からの指示で、そういう未来は決まっていましたから」
夜蛾「......他人の命令で、君は命を差し出すのか」
「そう、なるんですかね....？」
夜蛾「不合格だ
そうやって他人の意見に流され簡単に死んでしまうかもしれない」
「私が死んだら？....それなら禪院家のせいにして、あわよくば全員呪ってやります。
まぁ、私は簡単には死にませんけどね
心配してくれてありがとうございます」
夜蛾「！」
五条「あっはは！！もう無理お腹痛いっ」
その会話を聞いていた五条が笑い声を上げる。
彼女は自分が死ぬ未来を思い浮かべていない
自分がそうそう死ぬほど弱くはないとわかっていた、
謂わば五条のようなタイプだと夜蛾は少し頭を抱えた
まぁ、高専時代の五条と禪院とでは性格が違いすぎてるのが救いだったが。
五条「だから言ったでしょう？
彼女は決して呪術師に向いてないわけではないって」
夜蛾「......そのようだな」
「五条さん、なんか酷い気がします」
五条「そんなことないなーい！
てか、ここでは五条先生ね？
あ、特別感が好きなら別に「じゃあ五条先生」......Aの切替が早いとこも僕は好きだよ」
夜蛾「改めて、呪術高専にようこそ
合格だ、禪院A」
「はい、ありがとうございます」
これは、彼女が入学したばかりのお話
_____
漫画を読んでないと私の書いてるパパが出てくるとかわかんない人続出するよな...と思いながら書いてます。
全部事細かく説明しながら話を書くと字数がァ....ってなるので、漫画をセットに読んでいただきたい()
橄欖
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シア - ナルトの夢小説の最新お願いします！ (4月23日 22時) (
レス) id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - そろそろ直哉くんと絡むな…うん。恐らくだが。続き楽しみにしております。おすし。更新されたら秒で飛んでいきますので。 (2022年11月8日 2時) (レス) @page42 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
シナモン - 宿儺多めが良いなぁ。でも、最高ぅぅぅぅぅぅ‼ (2022年11月5日 22時) (レス) @page42 id: f9a1a0a593 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 面白いので頑張ってください (2022年5月18日 17時) (レス) @page42 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
はく(プロフ) - パパ黒の娘が宿儺様に抱っこ…おっふ( ˆᴘˆ ) (2022年2月4日 2時) (レス) @page42 id: 480d828c8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橄欖
| 作成日時：2020年12月7日 6時
