禪院家に売られました

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でもねでもねでもね、聞いていただきたい。









私強いからさ、回復量も異常なのよ





もう規格外って呼んでもいいよ許す。









ホントちょっとだるいな〜程度、風邪引いた？って感じなの。









つまりは元気！！！！！！！









伏黒「自分がどの程度怪我してたのかも把握できてないのかよ」





「(おっと口悪くね？好き)....出来てるよ、だから今こうやって普通にして」





伏黒「それでまた何かあったらどうするんだ

他のやつにも迷惑かけるだろ」





「迷惑って.....、

なら放っておけば」





伏黒「....は？」









は？だって怖い怖い怖い怖い。









でもAちゃん、言い返したくなるタイプなんです。







そして傷つきました





怪我した時よりも大打撃です。









それに元々喧嘩っ早いです。





みんなはハンガーラックが出てきたあたりから気づいてたと思うけどね。









虎杖「おい伏黒やめろって」





釘崎「Aさん、こいつも本気で言ってるわけじゃ...」





伏黒「いいからお前らは黙ってろ

関係ないだろ」









カチンッ









「私は、恵より弱かった？」






伏黒「なにいって...」






「...恵だって、たくさん怪我して心配かけるでしょ」






伏黒「俺とAの怪我の程度は一緒じゃなかったろ」





「....程度の話はしてない

恵は、一度でも私に相談したことなんて無かったよね」






伏黒「そんなの、今関係な」





「なら私もあんたに相談しないし、迷惑もかけない


......これで満足？」





伏黒「なっ、」









キレてやる






絶対怒ってやる








心の中ではそう思っていたから、口から出るのは冷たい言葉ばかり。







思い返せば私は一度も恵から相談事も受けたことないんだなって、そう思ったらなんか...こう、込み上げてくるものがあってさ。









嫌だなあ









口ではこう言っときながら、気づいたら泣いている自分がいた。









泣くなよ、泣いた奴がいっつも擁護されるじゃん。









そういうの大っ嫌いなんだよね私！！！









泣いてる自分にイライラして、恵たちを置いて教室に向かっていった。

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