禪院家に売られました

#35 ページ35

少しでも戦意喪失してくれないかなーって思っての行動だった。






だってさー、あれは京都組に指示した楽巌寺学長が悪いじゃん？？？




生徒は従っただけだし、とりあえず呪いだし怖いからって感じだと思うのー







まあでも良くないよね、私も狙われた身だからわかるけど。









普通に攻撃してくる分には問題ないけど、殺しにかかるのは良くないよって注意だけしてきたし、少しは良くなって欲しいな。









五条「お、Aこっちこっち」




「お疲れ様です。

庵先生も冥冥さんも、こんにちは

夜蛾学長、...楽巌寺学長も」




冥冥「やぁ、また君に会えて嬉しいよ」




庵「ほんと不思議、こんなバカの下で生徒してるのが勿体無い」




五条「どういうことかな歌姫」









冥冥さんとは何度か任務を一緒にこなした仲である。






庵先生はよく私を心配してくれる人だ(？)









それにしてもこの冥冥さんの動物と視覚を共有するの便利だよなー








そうしていると三輪ちゃんが棘の呪言によって眠らされているのが映った。









庵「私ちょっと行ってくる」




五条「え？」




庵「呪霊がうろついてる森に放置できないでしょ」




「あ、なら私行きますよ」




庵「え、いいの？」




「はい、先生たちはここで待っていてください」




五条「まあAは歌姫より強いし

任せても問題ないっしょ」




庵「教師としての立場を考えろ」









これからちょっと厄介なんだよなぁ








原作知ってるものとして、自分の立ち位置も無視できないからね。









____









真依「.......私さ、Aさんに怒られたんだよね、しかも私だけ強めに」





真希「はあ？！なにしたんだよ」





真依「虎杖悠仁のことを殺せっていう話を聞かれてて...」





真希「....そりゃ怒るだろ」





真依「私が昔『Aさんが伏黒なんて苗字は似合わない』とか冗談で言った時より怒ってた」





真希「アレは完全にお前が悪い」





真依「......まだ怒ってるかな」





真希「そんなことねぇだろ、だいたい京都組のほとんどがそのAさんにビビって悠仁に何も出来てねぇし」




真依「そう、だよね....

あんなに怒ってるの、初めて見たから」




真希「.....真依に強く言ったのは、それだけお前に加担して欲しくなかったからだろ」





真依「！..........そっか」

#36→←#34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す