禪院家に売られました

#32 ページ32

真人「俺も今は本調子じゃないし、このまま戦ってたら確実に殺されるだろうから今日はここら辺で逃げさせてもらうよ」




「貴方から喧嘩ふっかけておいて随分あっさり引かれるんですね」




真人「まあ、昨日の攻撃がまだ身体に響いててさ。

俺もけっこー辛いの」




「(昨日？....悠仁のやつかな)それ、私にとっては好都合ですね」




真人「君はなんだか俺を殺さない気がするから、きっと見逃すと賭けてるんだ」




「......それはどうでしょう」









バレてる。









一応原作変えちゃいけない精神で戦ってるから、祓いはしないよ。






それが彼にはバレていたみたい。









怖いなぁ特級。









真人「ほら、距離を取っても追いかけてこない」




「通常の人間はそんな高いとこまで移動できないもんで」




真人「君になら出来そうだけど？」




「できませんよ 鬼術 低鬼」




真人「っ？！」









彼に最後、攻撃を喰らわしたところで姿をくらまされた。




あれってどの程度攻撃与えたら祓えるんだろう、【因果応報】でいけるかな？




真人さんの悪いところたくさん言えそうだし。









いやぁ、なかなか【低鬼】使えることないから使いたかったのよね






【高鬼】だと確実に私が負けるし、普通に戦ってて私と敵の位置が高かったり低かったりすることあまりないじゃん。









...........あああああ、疲れた。









特級相手ほんとに疲れる....









見て、私の持ってた呪具はもうボッロボロ。









早く高専に戻って休みたい。









今回の一級案件じゃ無くて特級だったから報酬あげてくんないかな。






.....でも祓ったの一級で、真人さんは逃してるから無理か。







戦い損じゃああああああん









「呪術師疲れるやめたい」









一般JKにシフトチェンジしたい。









突然呪い見えなくならないかな





それか記憶がぶっ飛んで欲しい。









......私疲れすぎて色んなこと考えてんな。

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