禪院家に売られました

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真希「で、シスコン恵はどうしたんだよ」



伏黒「(.....無視しよ)五条先生がAのこと呼んで来いって」



「先生が？任務かな」









壊した(まだ使える)呪具を片付けて、ジャージのままだけどそのまま向かうことにした。









伏黒「.......ズボン短いの禁止」



「過保護」









最近恵は私に対して過保護すぎる




普通逆じゃない？？





私が恵に対して過保護になりたいんだけど、恵がそれをぶったぎってくるもんだから...









ありがたいことに恵は私によく甘てくるようになった(羨ましいでしょ)





そして真希とよく喧嘩するようにもなった。






恵との喧嘩の時は苗字呼びをまったく嫌がらない、むしろ自分から言ってくる真希はちょっと怖い。









真希「ま、私もAさんも禪院だし？」



伏黒「....」









真希、どうかやめてあげてほしい。



苗字マウント。




恵にとってそれはおそらく地雷だから









たまにみてて可哀想なくらい落ち込んでるから、その時はそっとパンダを押して仲介役に引きずり込んでる。









五条「お、きたきた」




伏黒「で、何のようですか」




五条「なんで恵も聞く側にいるの」




「先生、気にしないでください」









一年の教室






懐かしいな、ここにいた時から2年も経つんだ









高校生って、時間の流れが早い





JKブランドってのは、ホントに一瞬








女子高生って響きだけでなんか輝いて感じるのは私だけだろうか。









そんな2度目の高校生活を2度も味わえるなんて最高でしかない。









五条「A、禪院家から呼び出しね」





「また、ですか...」




伏黒「Aも嫌そうなのでお断りします」





五条「ちょいちょい、それはダメ

にしてもほんとに最近多いよねー

跡継ぎ問題だったりする？」





伏黒「なっ、」





「あながち間違いでは無いですけど...」









いずれは禪院家を継ぐ者になれ







昔っからしつこーーーーく言われていた






禪院家の跡を継ぐのだ！とか、よくわからんけど真希が継げばいいと思う。その方が面白そう。







それに、私が禪院を継ぐということは、完全に恵と縁を切らなければいけないということ。






なぜ？って思うでしょ




私が1番思った。









禪院家は純粋な身内の人間が当主に欲しい、元「伏黒」なんてみんな嫌がるのよ、うざいよね。

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