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#2 ページ2

五条 side







五条「え、姉?」



伏黒「俺のせいで.....連れて行かれた、姉がいる」



五条「その津美紀って子じゃなくて?」



伏黒「ちがう、実の姉だ」









あちゃ〜、恵が売られる前に助けておけばいいって思ってたけど




まさか姉がいて、そっちはとっくに禪院家にいるっていうね。




しかも3年も前か....









五条「んー、ちょっと無理かもな」



伏黒「っ、なんで!
俺が助けられたなら、Aだって...!」



五条「それは恵がまだ禪院家に行ってなかったから。

あっちは3年も前から禪院家にいるんだ、御三家がめんどくさいのは俺が1番よく知ってる」









拳を強く握りながら、下を向く恵が少し可哀想に思えた




はぁ....、キャラじゃないんだけど




しかもあそこ行くと五月蝿いし。









五条「ま、ちょっくら様子は見てくるよ」









久々に上の連中にも挨拶に行きますかね









やだやだと言いながらも少し気にはなっていた、恵の姉。









恵も呪力は多い方だ、あの年齢であそこまで呪いが見えている





ただ姉の方はさらに強いと来た




そりゃあ、実力主義の禪院家は欲しいだろうな









五条「どーも」



「ご、五条悟?!」


「なぜ急に...」









急に戻ってきたからザワザワと騒ぐやつら



やっぱりうるさい。









その時に大人を両脇に控えた子供がこちらを見ていた。





周りが騒いでいても特に気にするそぶりはなく、静かに様子を伺っていた。






へぇ、あの子か。









五条「やあ、俺は五条悟

お前、名前は?」



「....」



「五条様お下がりください!」


「この方と会話するのは...」



五条「なに?お前ら俺が五条ってよく知ってるでしょ?」



「「っ...」」









子供を隠すように大人2人がしゃしゃり出てくる





俺に楯突くとか首飛ばしてくださいって言ってるようなもんっしょ。








何も言えなくなった2人を手で下げた子供は、今まで下げていた目線をこちらに合わせた






その瞬間









五条「っ、」



「はじめまして、禪院Aといいます」









感じたことのない感覚







こんな子供に対して恐怖を抱いた自分がいた。









五条「たしかに、バケモノレベルだな...」









ぴくりとも笑わないガキを見て冷や汗が伝った。

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設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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橄欖(プロフ) - みぃさん» 大丈夫です!!!!(大歓喜) (2021年3月31日 23時) (レス) id: 54aab4fec5 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 夢主を描かせて頂きたいんですがいいんですかね? (2021年3月31日 16時) (レス) id: 36450d5cef (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しみく読ませてもらってます更新楽しみにしてます頑張ってくださいトリップとまざるので出来るだけ小説の中で自分の感想を書かない方が読み安くなります (2021年3月19日 23時) (レス) id: 51f6c9b5da (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - もう好きすぎて、応援します! (2020年12月30日 11時) (レス) id: e04f9065af (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - めっちゃ面白いし続き気になりますっ!更新待ってます〜! (2020年12月29日 1時) (レス) id: dbe6a43dc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 | 作成日時:2020年11月18日 22時

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