なりたくても… おついち ページ1
｢ねぇ、お腹空いた｣
おついち)かしこまりました。直ちにシェフに伝えてきます。
私は○○財閥の娘、そして今話していたのが、執事のおついち
もう20代になってしまい私も立派な大人の道へ、
家を経たないといけない歳だけど、思いを寄せる方がいてなかなか出来ないでいる。
おついち)お嬢様今日のランチは和牛を揚げ、最高級のソースをかけたものになります。
｢そっか。ありがとう｣
たまに美味しい料理を提案してくれるのは、おついちである。シェフが考えるのは私の好みに合わない、けれどおついちだけが分かっているだからその日は余計に美味しく感じる。
私はソファで、テレビを見ていた。特に面白いものがやってない時間帯で、しかもとてつもなく暖かい陽の光が私の体に掛布団をかけている感覚
おついち)…様？…お嬢様？出来ましたよ
｢んんっ…なに、｣
おついち)お食事の用意が出来ましたよ
｢もう？早いね｣
おついち)お嬢様寝てらしたので余計早く感じたのかもしれませんね。ふふ
口物とを抑えながら優しく笑うおついちの顔を見ると、なにか、こう、胸の奥がキュッとしまる気がする。
なんだろう毎回息苦しくなる。
おついちは私がテーブルの前に座ると椅子を引いて優しく手を差し出す
料理を切る捌きもとてもかっこよく感じた。
おついち)お嬢様どうされました？
｢え？｣
おついち)口元が緩んでいたので、
｢えっと、お腹すいちゃって、｣
おついち)左様でごさいますか。ではお召し上がりください。
｢…やっぱりおついちの料理は最高だよ。｣
おついち)ありがたき幸せです。
テレビをつけると、芸能人の結婚報道が流れていた。
しかも私が好きな向井えさむだ、
｢ガーン！結婚しちゃったの？｣
おついち)そう言えばお嬢様はおいくつになったらご結婚されるのですか？
｢ちょ！失礼ね！好きな人ぐらい入るから大丈夫！｣
おついち)先程の方はご結婚されてますが、
｢違う人！｣
おついち)どなたですか？私が見極めますので。こう見えてたくさんの人を見てきてるので、
｢言わないよ！恥ずかしいじゃん｣
おついち)今は私しかいませんので、小さい声でほら。
｢…今私の隣にいる人/////｣
おついち)ふふ。やはり
｢な、何よ知ってたの？｣
おついち)私の感がそう言ってました。
おついちは私を後ろから抱きしめると、耳元で
おついち)私もずっと大好きでした。
そう言って余裕そうな顔で戻る時に見えたおついちの耳は真っ赤だった
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星月(プロフ) - 、さん» すいません。毎回消し忘れちゃって、今度からちゃんと消すようにします！ (2018年8月25日 20時) (
レス) id: 721f4ba4b8 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月16日 20時) (レス) id: 57101184cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2018年8月16日 20時
