赤般若【鬼滅の刃】

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『まあ、多分あります』



鋼鐵塚「ほお...良い目の色をしているな、まるで朱殷だ」



『朱殷...？』



鋼鐵塚「意味的にはあまり良い意味ではない


まあそうだな、血染めの色として知られる色だ」




『...なんか縁起悪いですね』



鋼鐵塚「そうか？俺は好きだがな」




『(好き...か)』




イケボだなあと思いつつ、そうですか と軽く流す




鋼鐵塚「もう刀は打ってきた。

俺が選んだ玉鋼だ、絶対に良い玉鋼だ」




『ありがとうございます』




父「"色変わりの刀"なんだろ？早く抜いて見せてくれ」



母「あら、鋼鐵塚さんいらっしゃい。もう来てたの？」



鋼鐵塚「久しぶりだな、団子美味かった」



母「うふふ、良かったです」




鋼鐵塚「ささ、早く抜いて見せろ」



『...』



スっと刀を抜く



おお、重いな...




鋼鐵塚「おぉぉぉ！！！！言った通り朱殷じゃないか！」




父「血だな...」



母「血ですね...」



鋼鐵塚「凄いな、いい物を見せてもらった。礼を言う」




『こちらこそありがとうございます』




鋼鐵塚「じゃあ俺はもう行く 邪魔したな」




父「おう、ありがとうな」




鋼鐵塚「...それと、お前、歳は幾つだ」



『十五ですが...』



鋼鐵塚「俺は三十五だ」




それだけ言って鋼鐵塚さんは出て行った



これはアレか？結婚のやつか？






『(私はそう簡単に落ちないぞﾌﾌﾌ)』

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