赤般若【鬼滅の刃】

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そしてまた一つ、問題点



『刀...どうしよう』



日輪刀、これが無くては何も始まらない


普段は普通の刀で練習している


刀鍛冶の里に行く訳にも行かないしなあ

ってか場所知らないし



母「お父さん、文が届いていましたよ」



父「おお、そうか





...かーくんからか」



『かーくんて、よく名前聞くけど、仲良いの？』



父「昔からの仲だ

でもあいつは体が弱いからなぁ、今では文通だけになってしまってる」




『へぇ...』



母「とってもいい人なのよ。物事をしっかり考え、判断するの。」




『ふぅん』



そんなにいい人なのか。絶賛だな




母「そういえばA、鬼狩りの鍛錬は順調なの？」




『ぼちぼちかな』



父「あぁそうだ、鬼を狩るには専用の刀が要るんだろ？

俺の友達が言ってた」




『うん、その日輪刀が無いから鬼を殺せない

実践練習もできないし、どうしようか悩んでたの』




父「そう言うと思って俺、頼んだんだ！


もうそろそろこっちに着くはずだから、お茶とみたらし団子用意して」




『あ、うん...(みたらし団子...？)』






やめてくれマジで絶対あの人じゃん







*






鋼鐵塚「幸雄(Aの父親)、居るか」



父「おー、きたきた、ほっちゃん。こっちへお入り」




『(ほっちゃん...)』



来たのは言うまでもなく鋼鐵塚さん



かーくんはまた別の人なんだ...



鋼鐵塚「これがお前の娘か」



『こんにちは、Aと言います。どうぞ』




スっとみたらし団子を渡すと即座に食べ始めた



鋼鐵塚「美味いな、彼処の甘味か？」



父「ああ、美味いだろ」



鋼鐵塚「美味い」




ゴクンッと最後の一つを食べ終え、咳払いをして再度鋼鐵塚さんが喋り始めた




鋼鐵塚「お前に刀の才能があるのか？」

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