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番外編 弍 ページ25










『なんてね。嘘だよ。』



「えっ……??」




何が何だかわからない



どういうこと!?



『久しぶり。蜜璃ちゃん』




悪戯な笑みを浮かべるAちゃん



「え、あ、覚えてて、くれた…??」




『当たり前でしょ?私の大切な仲間だったからね。』




ブワッっと効果音が付きそうな程に、勢いよく涙が溢れた。




『わっ!蜜璃ちゃん、大丈夫?


ふふ、これは喜んでくれてるのかな?』





「当たり前だよぉっ…うわぁぁん…会いたかったよぉぉ…!!!」




『あははっ、泣かないで??』



Aちゃんは前世のように私を抱き締める




懐かしい…もっと泣いちゃう…




『取り敢えず場所移動しよっか?』




「うんっ!


そうだ、皆ね、キメツ学園に居るの。行きましょ?」





『本当??会いたいなぁ。』






「さ、行きましょ行きましょっ!」







Aside



『にしても本当に久しぶりだね。』



二人で歩道を歩く



「うんっ…うぅ……会いたかったぁ。」




また涙を零す蜜璃ちゃん

可愛いッッッ!!!!



『置いていっちゃってごめんね。』



「ほんとだよぉ…!

私本当に、本当に寂しかったんだからぁ!!!」




『あははっ、嬉しいなぁ。あの後幸せになれた?』




「Aちゃんの繋いでくれた命のお蔭で私たちは幸せになったよ。


でも、でもね…皆、皆Aちゃんが大好きだったんだよ。

勿論私もその内の一人。


だから、心の底から幸せにはなれなかったと思う…」




『……そっか。』



嬉しいけど、悲しいな

自分勝手な欲求のせいで、皆の心に残りすぎたのかもしれない

申し訳ない…





「私知ってるわよ!Aちゃんのことだから"皆と関わらなければ"なんて思ってるんでしょ?」




『…何も言えないなぁ…』




「絶対!!ぜーったい!皆はAちゃんと話せて、一緒に過ごせて幸せよ!

自信持って!少なくとも私はそうだから!!」




『!!…ふふ、嬉しい。ありがとう。


なんか蜜璃ちゃん、頼もしくなったね?かっこいいよ。』




「えへへ、そう?」



あからさまに照れる蜜璃ちゃんを見て、頬が緩む。




「あ、着いたわ。ここよ!さ、入りましょ!」




『うん…。』



ちょっと怖いな

ドキドキする…




職員玄関から中に入る







ドタドタドタドタドタドタドタドタ



「なんか近付いて来てる…?」




『えっ……』

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みの(プロフ) - 最後お父さん、、、ww (3月5日 16時) (レス) id: 7f6e6c065d (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - あぁぁぁぁぁぁ終わっちゃった。゚(゚´Д`゚)゚。 とても面白かったです!ありがとうございました! (3月5日 16時) (レス) @page28 id: 7f6e6c065d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - ああああかんけつだ (8月23日 1時) (レス) @page28 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
虹心(プロフ) - 作者様、本当にいい作品を作ってくれてありがとうございます😭😭😭😭😭😭😭😭もう最高でしたッッッッッ!!!! (5月19日 12時) (レス) @page28 id: 1044c21f3c (このIDを非表示/違反報告)
アホの子 - 最後の無惨がお父さんは笑ったwww (2023年5月12日 5時) (レス) @page28 id: 30773e7ac8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わんわん | 作成日時:2022年4月24日 18時

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