推しは守り助けるもの 漆【鬼滅の刃】

肆佰弍拾の型 ページ20

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そのまま葬儀は終了したというのにも関わらず、柱と炭治郎、禰豆子、伊之助、善逸、玄弥、カナヲ、獪岳はその場から動こうとしない。






お「Aの部屋を捜索したが遺書たるものは見当たらなかった」




「「「…」」」




お「ただ、Aの部屋にはね、皆の今までの文や貰った甘味の空箱、皆から貰ったものは全て大切に保管されていたよ」





実弥「マジで馬鹿だろォ…笑えるわ…ｯ」




冨岡「コレで涙を拭け」





実弥「泣いてねぇｯ…つかお前も泣いてんだろォ！」





無一郎「A、大切そうに保管していました





どんなに任務が遅くまであっても、絶対その日には文を返してた

何回も書き直したり、貰った文を見て幸せそうにわらったりして」






宇髄「はぁ〜、たんま、やめろ



もう泣きたくねぇんだよ…」





しのぶ「…泣いてますよ」




宇髄「うるせー…ｯ」






有一郎「Aの願いはただ一つだと思います




皆が幸せに、


天寿を全うして欲しい





きっとこれだけだ…」

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