推しは守り助けるもの陸【鬼滅の刃】

弐佰伍拾陸の型 ページ6

．









くるっと振り返ると、やってしまったと口を抑える男の子



『玄弥くん、久しぶり』



玄「ひ、久しぶり」



『任務帰り？』



玄「まあ...」



近づくと玄弥くんも一歩、また一歩と後ずさる




『なんで逃げるの！？』



玄「に、逃げてねぇよ！！！」



『いや逃げてるよ！？』



玄「逃げてねぇ！！」




『じゃあじっとしててよ！』




玄「ｳﾞｯ...わ、わかった...」




やっとのことで近づけた



炭治郎くんに対してめっちゃ警戒してる



まあ、最終選別の件があるからね...



というか...



あれれ、前会った時は赤面少し克服した筈なんだけど..








『真っ赤...』




玄「？？？！！！」/////



ｷﾞｭｯと手を握ってみると更に赤面させた




玄「ﾊﾞｯ...!!!!ちょ、何すんだよ姉ちゃん！！！？？」





『慣れないねえ...』




炭「姉ちゃん!?!?え？お、お姉さん...？え？」




『私が呼んで欲しくてこう呼んでもらってるだけだよ』




炭「へ、へぇ...そうなんですね！」




『にしても玄弥くんまた背伸びたね？』



玄「まあ...」




『炭治郎くんもまだまだ伸びそうだね』



炭「伸びます！」




『あははっ、いい自信だね』



玄「お！俺もまだ伸びる」



『実弥越しちゃうね』



今の発言は炭治郎に負けじとしたな？



可愛い奴め...!!




炭「あっ、あの傷だらけの人の弟だったのか！」




『ふふ、似てるよね』



炭「似てますね！」



『実弥は女の子に免疫ついてたけど、玄弥くんはついてないね』




炭「ついてませんね！」



『好きな食べ物も二人とも可愛いんだよ』




炭「実弥さんの方からはよくお萩の匂いがしてました！」




『あははっ、怖い顔して可愛い物好きなの』



炭「可愛らしいですね！」



『でしょ〜？』



玄「可愛くねぇよ！！！」



炭「玄弥はAさんのことが好きなんだな...



(負けられない...)」



玄「は.......？？？」




『ふふ、そうなの？可愛い〜』



玄「違っ、そんなんじゃ...!!!」/////



鴉「ｶｧｰｶｧｰ!鬼月 A！！お館様ガオ呼ビダ！今スグ行ケ！！」


『お館様？行かなきゃ、じゃあまたね』



炭「はい！！そういえば玄弥も刀鍛冶の里、行くんだろ？」



玄「あんなこと言っといてよく話続けれるな！？」



炭「駄目なのか？？」







『(無一郎くんの記憶が...戻るんだ)』


鋼鐵塚さん心配だなあ



色々最終決戦に近づいてきてる...

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