参佰の型 ページ50
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『ッハァ…ッハァ…
やっと止まってくれた…皆、いい？
絶対攻撃してこないでね。
……無惨様、もうやめましょう？』
無惨「……何故だ？やはりお前は鬼狩りの肩を持つのか。」
『違う、私は貴方の味方です。』
炭「Aさん…！？なんでっ……！」
無惨「……。」
無惨様に近づき、頬に手を伸ばす。
『これからは私がずっと貴方の傍に居ますから、もうやめましょう
人を殺しても殺しても良いことはありません
貴方の心がまた、崩れていくだけ…』
お願い、お願いだからやめてください... と言うと、無惨さんの夥しい数の触手は消えた
『言ったでしょう？
"これからは私が貴方の傍に居ます。" と。』
し「ちょっと、Aさん、正気ですか？」
カナエ「そうよ、Aちゃん、一緒に家へ帰りましょう…？」
無惨「私は地獄行きだ。お前は来れないだろう。」
『私が早く天国に行けば仲間が悲しむだろうし、無惨様と一緒に地獄を歩きますよ』
無惨「そうか…」
『否定したら否定したで私は貴方を殺します。』
無惨「ふん、もう私に勝ち目は無いと…？」
『ですね。ふふ、死ぬの怖いですか？』
無惨「……。」
『大丈夫ですよ、私が居ます。それに痛くも痒くも無いから。』
錆「A…？？何をしてるんだ？離れろ。戦闘を再開させる。」
『もう終わりだよ。禰豆子ちゃんも人間に戻ったんだね。』
禰「Aさん…ですよね！？私覚えてます！
貴方が私にたくさん優しくしてくれたこと、その鬼に殺されそうになった時に助けてくれたこと！
全部、全部、忘れてないです...っ！！！」
『家族は助けることができなかったけどね…ごめんなさい。
無惨様、最後にあと少しだけいいですか？』
無惨「あぁ、構わん。」
『ありがとうございます』
皆居る方へ向き直る
『今までありがとう。幸せになってね。
じゃあ…最後の仕事、頼むよ。』
「カァｰ!!!!!」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
『そう、良い子ね。』
そしてまた無惨様の方へ向き、唇を落とした。
"起死回生 術式 終"
私と無惨様の身体が灰になって消えていく
冨「おい！！！A！！！！」
無「A！！！！！」
「カァー！！鬼月 A！鬼舞辻無惨ト戦闘ノ末、相討トナリ死亡！！！！
死傷者ハ無シ！！！！！！」
鴉の震えた大声が、虚しく響いた。
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柚雪 - 更新再開嬉しいです！この続きもとっても楽しみにしています！ (2022年4月24日 18時) (
レス) @page50 id: f86fb67e0e (このIDを非表示/違反報告)
ミル - やっと全部読めたｯｯｯｯ!!!!!一昨日からこのわんわん様の小説を読み始めて、ようやく最新話まで来ました!!!!!更新楽しみにしてます!!もう、クライマックスが気になりすぎてずっと占ツク開いたままですｯｯｯｯ!!!!!いつでも読める状態で待っています!!!! (2022年4月24日 14時) (レス) @page50 id: 7ef6e5e60c (このIDを非表示/違反報告)
M - この小説好きすぎて毎日更新されてないか確認してしまいます笑、続き待ってます！ (2022年4月22日 19時) (レス) id: b20e1a5f1c (このIDを非表示/違反報告)
shion - 更新再開…！！読む前から泣きそうです…！ありがとうございます！！ (2022年4月11日 12時) (レス) id: ef8ce72532 (このIDを非表示/違反報告)
ももち - あっ！更新されてる！！（泣）←嬉し泣きです (2022年4月10日 23時) (レス) id: d08da4c0ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんわん
| 作成日時：2020年8月12日 15時
