推しは守り助けるもの陸【鬼滅の刃】

弐佰仇拾仇拾型 ページ49

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Aside






大丈夫。


私ならやれる。



仲間の命がかかってる。




何としてでも守るから。



何があっても、絶対に。





確実に、終わらせる。











酒呑童子の命を無駄にするな。


それだけじゃない。



鬼灯さんや、呼吸を生み出した人、たくさんの命があったからここまで来れたんだ。




命を繋げ。




戦いはクライマックス。



あの四人も黒死牟を倒したようだ。




私の術のお蔭で皆傷はほぼ無い。



でも疲れが…相当溜まっている。




『っ……。』




危険な人の場所へ秒で行き、無惨様の腕を斬る。




実「悪ィ…っ。」



『気にしないで。』




柱も一般隊士も、皆守るから。





無惨「A！！何故鬼狩りの味方をする！！」






『っ……。』






無惨「あの言葉は嘘だったのか！！！」





『違います！嘘じゃない！！！』





炭「Aさんは俺たちの味方だ！！お前に味方なんて居ない！！！」






あぁっ、刺激しちゃダメなのに…！！







無惨「…そうか、嘘だったのだな




まぁわかっていたことだ。仕方の無いこと。」






無惨さんの殺意がより一層の増す


攻撃も先刻より速く、躱すことも困難になってきた





『無惨さん！！！やめて下さい！！！



こんなことをしてもなんの意味も無い！！！』





出来るだけ、少しでいいから、落ち着いて欲しい。






無惨「……。」





それでも、


それでも相変わらず私には、攻撃をしてこない。



きっと私のことを想ってくれてるんだ


ああ、泣きそう







実「糞がァッ！！さっさと死にやがれェ！！」






駄目だ、これ以上無惨さんを刺激しては、原作と同じ展開になってしまうかもしれない…死者が…





夜明けまでもうすぐだ…







禰「お兄ちゃん！！！」






炭「禰豆子！？！？」






禰豆子ちゃん…よかった




人間に戻れたんだ…





『っ……』





走れ、走れ、守るんだ。皆を。




傷付けるな。誰一人として犠牲者を作るな。





無惨「(小賢しい奴らめ…!!)」





無「鱗滝！！！！」




錆「気にするな！！！！！」








『っっ！！






……ｽｩｩ…無惨様！！！！



















愛しています！！！！』





無惨「！！！！」











「「！？！？！？」」






その場に居る全員が止まった。

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