推しは守り助けるもの陸【鬼滅の刃】

弐佰漆拾漆の型 ページ27

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『作戦と言うよりお願いかな…

きっと鬼舞辻と戦うより先に皆は上弦と戦うことになる。そこで耐えさえすれば、大丈夫だから。』




煉「上弦…犠牲になる者が居るかもしれないな…」




『犠牲者は出しません。ここにいる者は誰も死なせない。私が必ず助けます。』




宇「派手に自信満々じゃねぇか！頼もしいな？」




『ふふ、ありがとうございます。ですが極力自分の身は自分で守ってください。』




カナエ「Aちゃん、もし、もしも私達で戦っても鬼舞辻に負けてしまったらどうするの？」






『負けることは無いよ。』




カナエ「え？」



『きっと、皆の許せないという強い想いに鬼舞辻は勝てない。』




カナエ「うふふ、そうね！頑張りましょう。」




蜜「わ、私も役に立てるように頑張るわね！」




し「私は一度姉さんを追い詰めた鬼と戦いたいのですが、会えますかね？」ﾆｺﾆｺ




悲「会えたとしても会えなかったとしても…私達が必ず倒そう…」



し「確かにそうですね。ふふ、良かった。」




善「た、炭治郎ぉぉお、俺、死ぬのか？」





獪「カスが、先生に恥かかせたくなかったら死ぬんじゃねぇ。」





善「最初の一言要らなくない！？」





炭「善逸ならきっと大丈夫だ。




……鬼舞辻無惨…！絶対に彼奴を許さない…！！！」





『でも一つ問題があります……』





し「問題……？」





『禰豆子ちゃん達が人間に戻るのかどうか、これが最大の疑問。』





そう、私は本誌の内容を途中までしかわからない。
禰豆子ちゃんがあれから人間に戻れたのかすらもわからない。





『そして、これは憶測ですが鬼舞辻が死ねば鬼は全て消滅する。

そうなると禰豆子ちゃんだけでなく、珠世さんも愈史郎くんも亡くなってしまう…

支配から逃れているとはいえ、安易に動くのは気乗りしません』




炭「そんな……！」






『そこで私の血を三人に飲ませようと思います。』

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