推しは守り助けるもの陸【鬼滅の刃】

弐佰漆拾陸の型 ページ26

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『そういう問題じゃあ無い』





ベジッと獪岳くんにチョップするが腕を掴まれた


不発か...！






獪「ﾁｯ...

にしてもA、細いな このままポキッと折っちゃったりしてなァ？」




掴んだ腕を離さず、ニタニタ笑う獪岳くん


やだ、こんな意地悪な子に育てた覚えないのに!!!





『折るの...？』










獪「...な訳ねぇだろ」




ポイッと腕を投げられる




『よかった、獪岳くんはいい子だもんね

そんな事しないよね』




獪「あたりめぇだろ


好きな女の腕折って何になんだよ」





眉間にしわを寄せた獪岳くん





だが次第に自分の発言を思い出したのか、真っ赤になった

口をパクパク動かしているが言葉は発されない



きゃわいいね、君...





『ふふふっ、私も獪岳くんの事好きだよ』







獪「う、嘘に決まってんだろ糞女が！！！！」





あはは、顔を真っ赤にして言っても説得力無いぞ...





『嘘なの...？』





獪「ｳﾞｯ...嘘なのも嘘だ！！！！」





『ふふ、可愛いなあ…』





原作では鬼になってしまった獪岳くんだけれど、今はそんなこと、一切ない




善逸くんの言っていた、幸せの入れる箱


穴なんて空いてない、しっかり幸せを実感できてる





幸せだなあ

今は鬼による被害も無く、、平和だ




それから数日後に炭治郎くんも来て、無事稽古をつけ終わった






『楽しいなあ…』






こんな世界になれたらいいな






だが、平和な時間はそう長くは続かないものだった














柱稽古中の晩


私はとあるものを見ていた




『これは...！！！！』




＿




そして少しだけ時は過ぎ、最後の柱合会議




この柱合会議は私が申し出て、急遽収集してもらった。



お館様は勿論、あまね様や柱の皆、炭治郎達もいる



そして、








珠「...。」

愈「...。」






珠世さんと愈史郎くんも。





『皆さんに集まって頂いたのは他でもない、鬼舞辻無惨との最終決戦についてです。』




炭「鬼舞辻無惨ですか！？鬼舞辻が現れるんですか！？」





『上弦の陸を倒したでしょう。そこから運命の歯車は回り始めた。』





錆「A、何か作戦でもあるのか？」

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