推しは守り助けるもの陸【鬼滅の刃】

弐佰漆拾伍の型 ページ25

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あの後義勇はすぐに帰り、鍛錬に励んだそうだ




強くなるんだ、義勇！！



そして次の日。


私の稽古も開始だ。




だがまあ何とも...




隊士1「おい！押すな！俺が先だ！」




隊士2「やめろ！おれだ！」



隊士3「邪魔だ！！！俺が先に受ける！！」



隊士4「退け！！！！」




『...』




私の稽古は大人気。





だが隊士達は一瞬で静かになった



何故かというと…















無「何この有様」







無一郎お坊ちゃまのご登場だからだ






『人気になっちゃった』





無「僕のAなのに」




ムスッとする無一郎くんに思わず笑みがこぼれた


抑えろ、ニヤけるな






『無一郎くん、稽古は？』




無「今は給水。騒がしいから見に来た」





私の屋敷には、私、有一郎くん、無一郎くん、獪岳くんが居る。



武道場では時透兄弟が稽古中。



昨日は庭でしていたけれど私が今日から稽古開始なので場所を変更してもらった




『皆、並んでご覧。手始めに手合わせからしよう


やる事が無い者は、兎に角体力をつけるんだ


階級の上の者から順に見よう。』






私の言葉に隊士達が並ぶ



並んでいる五人以外は各々体力作りに励んだ




私の柱稽古といっても、私は稽古を月一ペースでしている。




なので特別な事はなく、いつも通りの稽古をする







隊士達に教えながらある事を考えていた




実弥と玄弥くん、大丈夫かなあ




まだだったっけ...


うう、順番が分からない。


炭治郎はそろそろ無一郎くんの稽古を受けに来るのかな



いや、まだか...？





終始悩んだ顔を見せる鬼柱、隊士は困惑だった。





『腰に力入ってるよ、力抜いて』




隊士2「はいっ！！！！！」





『君は腕の傾き加減が自分に合ってないのかもしれないね。腕はこう向けるんだよ


...そうそう、特に防御の時はこうする。
こうするとある程度の攻撃は受け止めきれるし、特に君の体は筋肉が他の人よりもついているからやりやすい』






隊士2「なるほど...！！！ありがとうございます！！」





『うんうん、その意気だよ』





そして次の隊士は...




獪「よォ、今度こそテメェをぶっ叩く！！！」





『獪岳くん、稽古受けに来てくれたの？

ふふ、嬉しいよ』





獪「…俺はAの稽古しか受けねぇからな」





『もう、駄目でしょ？ちゃんと受けないと。』





獪「なら他の柱の分もAがしてくれよ、だったら問題ねぇだろ？」

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