弐佰陸拾捌の型 ページ18
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実弥side
Aと話す為に酔い潰れたフリをした
Aが俺を送るってのは確率は相当低いことを予知してたがァ、、運良く俺の思い通りに事が進んだ
実「知りてぇか?」
俺の質問にオドオドするA
知りたいですって顔に書いてあんぞ
実「...鬼殺隊ってのはァ、いつ死ぬかわかったもんじゃねぇよなァ」
『うん...?』
実「だからなァ、言いたいことっつーのは言える内に言っといた方が良いと俺は思うんだよォ」
『?????』
実「好きだぜェ、A。」
『...え?』
実「俺はお前を愛してる。」
『ちょっと、急にどうしたの?
からかって.....ないんだ、ね...』
俺の表情で、この発言が誠か読み取るA
暫くの沈黙の後、
実弥が私を... と小声で言ってAは赤面した
実「言わなくてもいいとは思ったがなァ、なんせお前はクソ鈍感で有名だからなァ」
『クソ鈍感...心外...』
実「ま、返事は鬼舞辻倒した後にでも聞かせてくれェ」
『うっ、うん、勿論...』///
あ〜、ずリィわその顔
出会った時は何とも思わなかった
ただの強い隊員。
それだけだったのに
実「(今じゃ完全に落ちてんだよなぁ、俺が)」
『ちゃんと考えるからね。待ってて』
今度は真剣な表情に変わる
いつもは余裕だらけのAの顔
ちょっと男を見せるとその表情は逆転
余裕の無い、女らしい表情
崩してみたかった、お前のその表情を
実「このまま部屋に居ちまったらお前襲うわ
とりあえず外出んぞォ」
『ア、ウンソウシヨウ』
チラリとAを見るとその表情はまだ赤く、
困った様な、嬉しそうな感じ
外に出て、屋敷まで歩く
『にしても私達、出会い方がすごいね』
実「その節はまじで悪ィ...」
『あははっ、いいよいいよ。それがきっかけでこうやって仲良くなれたんだしね』
実「やなきっかけになっちまったなァ」
『どんなきっかけであれ、実弥と仲良くなれたなら私は嬉しいなあ』
なんでンなこと言うんだてめぇはよォ、、
そんなこたァ言われたら
我慢できなくなんだろォが
『ッ...さ、サネミ...??』///
実「今のは百お前が悪ィ」
やべぇ、思わず抱き締めちまった
だが今のはこいつが悪ィからな
俺は悪くねェ...
実「(にしてもこいつ...)」
体、ちいせぇな
んな体で鬼狩ってんのか
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柚雪 - 更新再開嬉しいです!この続きもとっても楽しみにしています! (2022年4月24日 18時) (レス) @page50 id: f86fb67e0e (このIDを非表示/違反報告)
ミル - やっと全部読めたッッッッ!!!!!一昨日からこのわんわん様の小説を読み始めて、ようやく最新話まで来ました!!!!!更新楽しみにしてます!!もう、クライマックスが気になりすぎてずっと占ツク開いたままですッッッッ!!!!!いつでも読める状態で待っています!!!! (2022年4月24日 14時) (レス) @page50 id: 7ef6e5e60c (このIDを非表示/違反報告)
M - この小説好きすぎて毎日更新されてないか確認してしまいます笑、続き待ってます! (2022年4月22日 19時) (レス) id: b20e1a5f1c (このIDを非表示/違反報告)
shion - 更新再開…!!読む前から泣きそうです…!ありがとうございます!! (2022年4月11日 12時) (レス) id: ef8ce72532 (このIDを非表示/違反報告)
ももち - あっ!更新されてる!!(泣)←嬉し泣きです (2022年4月10日 23時) (レス) id: d08da4c0ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2020年8月12日 15時